Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

日日是好日 一日一日を大切に頑張って行きましょう ξ^_^ξ

菜根譚 前集70項

2017-02-26 15:15:52 | Weblog

燥性者火熾、遇物則焚。
寡恩者氷清、逢物必殺。
凝滞固執者、如死水腐木、生機已絶。
倶難建功業而延福祉。

燥性なる者、火のごとく熾に、物に遇わば則ち焚く。
寡恩なる者は氷のごとく清く、物に逢わば必ず殺す。
凝滞固執する者は、死水腐木の如く、生機已に絶ゆ。
倶に功業を建て、福祉を延べ難し。



「大功を立てることができない人の条件」

心が乾いた人は、火が盛んに燃えるように気性が激しく、どんなものでも出会えば焼き尽くしてしまう。
恩情の少ない性格の人は、心は氷のように冷たく、どんなものでも出会えば必ず生気を失わせてしまう。
物事に拘泥し自説を守って譲らないような性格の人は、澱んだ水や腐った木のように、
物を生かす生き生きとした働きは既に無くなっている。
このような人たちはいずれも、大きな事業を興したり、人の幸福を進めて行くことは難しい。


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これからは、どんどんと雪も融けて行き、着実に春に向かって行くのだろうの錯覚。
これを冬の最後のあがきと言っていいものか、昨夕から降り続く細かな雪も、続けば結構な大雪となる次第です。
とうに、除雪のモチベーションなど上らずってところですね。(´・⊇・`)

 


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菜根譚 前集68項

2017-02-25 11:21:21 | Weblog

為悪而畏人知、悪中猶有善路。
為善而急人知、善処即是悪根。

悪を為して人に知られんことを畏るるは、悪中にも猶善路有り。
善を為して人に知られんことを急ぐは、善処も即ち是れ悪根なり。

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「善と悪の分れ目」

悪いことをしても、それを他人に知られることを恐れる人は、
悪事の中にもそれでも善に向かう良心がある。
悪いことをしても、それを他人が知ってくれるようにと焦る人は、
善事を為したところが、それがそのまま取りも直さず悪の根源である。

 

 

 

 

 

町内会の大掛かりな排雪作業と、委託している排雪業者も今月分の作業が終わり、
その後も多少は積雪があるものの、まして、家のベランダ前まで押し寄せている雪の山だって、
全然気にならなくなっているところです。
これからだと、何度大荒れのお天気が来るかと予想する段階に来ています。
まだ何処にも春などは見えないけれど、さて、今年のガーデニングはどうしたものかと考える時季には来ていますね。
(*∪∀∪*)。。☆


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菜根譚 前集61項

2017-02-18 14:29:22 | Weblog

春至時和、花尚鋪一段好色、鳥且囀幾句好音。
士君子、幸列頭角、復遇温飽。
不思立好言行好事、雖是在世百年、拾以未生一日。

春至り時和げば、花尚一段の好色を鋪き、鳥且つ幾句の好音をる。
士君子、幸に頭角を列ね、復た温飽に遇うも、好言を立て好事を行うを思わざれば、
是れ世に在ること百年なりと雖も、恰も未だ一日をも生きざるに似たり。


「読書人の心がけ」
春がやって来て気候も和らぐと、花は一場の美しい色どりとなり、鳥もまた色々の美しい鳴き声でさえずるようになる。
士君子と言われる学徳のある人が、幸いに人に抜きん出て高い地位に就き、立派な仕事をしようと考えなければ、
喩え百年の間も世の中に生きていたとしても、まるで一日も生きていないのと同じである。





雪まつりも終わり、さあもうこれからはドンドン雪融けが進んでよし、が、確かに気温は上った様だけれど、
私は寒くて適わない感じがしています。彡彡(―_―;)彡彡
これからが春までの道程が一番遠くに思える日々が続くのです。
でも、楽しみは先の方にあった方が良いかも知れないですね。


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菜根譚 前集55項

2017-02-12 11:27:34 | Weblog

心地乾浄、方可読書学古。
不然見一善行、竊以済私、聞一善言、仮以覆短。
是又藉寇兵、而齎盗粮矣。

心地乾浄にして、方めて書を読み古を学ぶべし。
然らずば、一の善行を見ては、竊かに以って私を済し、
一の善言を聞きては、仮りて以って短を覆う。
是れ又、寇に兵を藉して、盗に粮を齎すなり。


「先ず自分の心を清らかにしてから学ぶ」

名誉や利益という心の雑念をきれいサッパリと拭い去って、そこではじめて書物を読み、古えの聖賢のことを学ぶことができる。
心がきれいでなかったなら、古人の一つの善行を見ると、密かに自分の善行にしてしまい、
古人の一つの善言を聞くと、それを借りて自分の短所を隠す口実にしてしまう。
このようなことでは、わざわざ敵に武器を貸したり、盗人に食料を与えるようなもので、自分はいっこうに向上しない。


(画像・2016年10月18日 琴似発寒川遊歩道)


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私が常に心がけていることは、日々はどんなに小さくとも自分に勝つこと。
たとえば、日常の愚痴、人の悪口や批判などは、どんなに悪意がなかったとは云え、言ったり遣ったりするものでしょう。
何せ、悪口と批判は全く別ものなのに、SNSにすっかり慣れきった者は、その違いが分らないでいる。
まだ若いのであるなら、もしかしてこれからでも気付くこともあろうかと思うけど、
すっかりと老いぼれたながら、それを笑うものではないけれど、私に言わせりゃ威張りたいんだろうか、
中高年の見っとも無さが甚だしい場合があります。中でも、上手いなぁと思うのも中高年であります。
先ずは前後のことくらいは少し考えられるのが、見識とか思慮と云うものです。
どの道を選ぶかに於いて、一時の決起になど負けない自信が出来ました。





映像の世紀 第11集 JAPAN
https://www.youtube.com/watch?v=KdR8jBM98cU


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菜根譚 前集51項

2017-02-08 11:43:48 | Weblog

処治世宜方、処乱世宜円。処叔季之世、当方円並用。
待善人宜寛、待悪人宜厳。待庸衆之人、当寛厳互存。

治世に処りては、宜く方なるべく、乱世に処りては、宜く円なるべし。
叔季の世に処りては、当に方円並び用うべし。
善人を待つには、宜く寛なるべく、悪人を待つには、宜く厳なるべし。
庸衆の人を待つには、当に寛厳互いに存すべし。


「時世を鑑み、相手に応じて対処する」

よく治まった世の中で生きて行くには、身をきちんと正しく保ち、
乱れた世の中で生きて行く時には、角ばらずに万事宜しきに従うのが良い。
しかし、世も末となった現在の世の中を生きて行くには、臨機応変で方・円の両方の生き方を用いるようにしなさい。
また、善人に対しては寛大な態度で接し、悪人に対しては厳格な態度で臨むようにするのが良い。
しかし、世間の凡庸の人に対しては、その時その場に応じて、寛・厳の両方の態度を用いて相対するようにしなさい。


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1月に行く予定だった歯科検診は、一日延ばしにしてしまってるうち、2月になってしまいました。
なるべくなら冬のこの時季って外出をしたくない.....。
予約を今日の午後に取れたので、これから出ようと思っているところです。
出ると決まった際、遣り残したことがあるのじゃないか!?って、変なことを考える癖がある。
行けば行ったで何でもないものを。(;^_^A


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