Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

日日是好日 一日一日を大切に頑張って行きましょう ξ^_^ξ

菜根譚 前集192項

2022-03-31 08:47:38 | Weblog

受人之恩、雖深不報、怨則浅亦報之。
聞人之悪、雖隠不疑、善則顕亦疑之。
此刻之極、薄之尤也、宜切戒之。

人の恩を受けては、深しと雖も報ぜず、怨みは則ち浅きも亦之を報ず。
人の悪を聞きては、隠ると雖も疑わず、善は則ち顕わるるも亦之を疑う。
此れ、刻の極、薄の尤なり、宜しく切に此れを戒むべし。


「冷酷で薄情な人」
人から恩恵を受けた時は、どんなに深くても報いようとしないのに、
恨みに対しては、どんなに浅くても必ず仕返しをする。
また、人の悪事を聞いた時は、それがハッキリしたことでなくても疑わないのに、
善い行いは、それがハッキリしているのに疑って信じようもとしない。
このような遣り口は、人の心の冷刻さの極みであり、
薄情の甚だしいものである。
だからよくよくそのことを戒めるようにしなさい。

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不幸中の幸いもあるという話 φ(´・ω・`)

2022-03-30 06:00:11 | Weblog

どんな不幸の中にも幸福が潜んでいる。
どこに良いことがあり、
どこに悪いことがあるのか、
我々が知らないだけである。


         
    - コンスタンチン・ビルジル・ゲオルギウ(ルーマニアの作家) -

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菜根譚 前集190項

2022-03-27 13:40:57 | Weblog


羽衣ジャスミン(羽衣素馨) Jasminum polyanthum 優美 愛らしさ 清純
                   誘惑 官能的な愛 優しさを集めて


寧為小人所忌毀、毋為小人所媚悦。
寧為君子所責修、毋為君子所包容。


寧ろ小人に忌毀せらるとも、小人に媚悦せらるること毋れ。
寧ろ君子に責修せらるとも、君子に包容せらるること毋れ。


「小人には嫌われ、君子には責められるがよい」
いっそツマラナイ人間に憎しみ誹られようとも、
彼らに媚び諂わられることがあってはならない。
いっそ立派な人物に厳しく責められようとも、
その人に安易に受け入れられるようなことがあってはならない。

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人生は短い..... (*´ο`*)=3

2022-03-25 11:28:53 | Weblog

なんと速やかに我々はこの地上を過ぎて行くことだろう。
人生の最初の四分の一はその使い道もわからないうちに過ぎ去り、
最後の四分の一はまたその楽しさを味わえなくなってから過ぎて行く。
しかもその間の期間の四分の三は、睡眠、労働、苦痛、束縛、
あらゆる種類の苦しみによって費やされる。
人生は短い。


      - ジャン=ジャック・ルソー
         (フランスで活躍した哲学者、政治哲学者、作曲家) -

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遊ぼッ!!! 𓂃 𓈒𓏸❁⃘

2022-03-23 10:16:59 | Weblog

年をとったから遊ばなくなるのではない。
遊ばなくなるから年をとるのだ。


             
          - バーナード・ショー
             (アイルランドの劇作家、ノーベル文学賞受賞) -

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人生だよ! σ(*ゝω・*)

2022-03-22 14:13:40 | Weblog

人生は恐れなければ、
とても素晴らしいものなんだよ。
人生に必要なもの。
それは勇気と想像力、そして少しのお金だ。


        
      - チャールズ・チャップリン 「ライムライト」
(イギリス出身の映画俳優、映画監督、脚本家、映画プロデューサー、作曲家) -

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不幸自慢 Σ('◉⌓◉’)

2022-03-19 10:17:12 | Weblog

不幸な人間は、
いつも自分が不幸であるということを自慢しているものです。

                          
     - バートランド・ラッセル (イギリスの哲学者、
               論理学者、数学者、社会批評家、政治活動家) -

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私の知ってる世界は ♪( ´ー`)⊃⊂(´ー` )♪

2022-03-14 14:54:53 | Weblog

私たちが抱える問題は、人間が作り出したものだ。
したがって、人間が解決できる。
人間の理知と精神は、
解決不可能と思われることもしばしば解決して きた。
これからもまたそうできると私は信じている。


                             
       - ジョン・F・ケネディ(アメリカ合衆国の政治家、第35代大統領) -

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天祐を受ける (●’艸`*)

2022-03-12 16:17:41 | Weblog

天は高いので、自ら驕り高ぶれば、
それだけ天に近づくような錯覚があろうが、
実際はそうではない。
辞を低く腰を低くした者こそ、
或いは天から最も離れた処に居る者こそ、
天の高さが分かり、天の恐ろしさも恵みも分かるだけに、
天祐を受けられるのであろう。


               宮城谷昌光「楽毅 二」

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菜根譚 前集82項

2022-03-10 15:07:55 | Weblog

気象要高曠、而不可疎狂。
心思要縝密、而不可瑣屑。
趣味要冲淡、而不可偏枯。
操守要厳明、而不可激烈。


気象は高曠なるを要するも、疎狂なるべからず。
心思は縝密なるを要するも、瑣屑なるべからず。
趣味は冲淡なるを要するも、偏枯なるべからず。
操守は厳明なるを要するも、激烈なるべからず。


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「心の保ち方の秘訣」
気慨は高く広くなければならないが、
だからと云って世事に疎く常軌を逸しているようであってはならない。
心遣いは細かく注意深くなければならないが、
だからと云ってあまりコセコセと細かいことに拘り過ぎてはならない。
心持ちは穏やかでアッサリとした方が良いが、
だからと云って片寄り過ぎて融通がきかないようであってはならない。
心に堅く守るところは厳正でハッキリしていなければならないが、
だからと云って激し過ぎてはならない。


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青い鳥 ( ´꒳`*)人(*´꒳` )

2022-03-08 16:52:48 | Weblog

なんだ、
あれが僕たちの探している青い鳥なんだ。
僕達はずいぶん遠くまで探しに行ったけど、
本当はいつもここにいたんだ。


               - モーリス・メーテルリンク 『青い鳥』
                 (ベルギーの象徴主義の詩人、劇作家、随筆家) -

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青と赤 (・’ω’・)

2022-03-07 11:33:50 | Weblog

古代の人々は草が好きである。
草は秋や冬になれば枯れ死んで、
地上からその姿を消してしまうのに、
春になれば芽を吹き、
新しい命の青で、大地を覆う。
彼らにとってこれほど分かり易い復活はない。
青は「復活」の色である。
若草を摘みつつ死者の魂を呼び返そうとしたとしても、不思議ではない。
赤も大切な色である。
赤はーーー火のあかが赤であり、木のあかは朱であり、
土のあかは丹であるがーーー心臓の色でもあり血の色でもある。
即ち赤は、「命」の色である。
例えば商(殷)の宮殿の柱が朱色で塗られていたことは意味のないことではない。
古代の人々が命を尊び憧れる気持ちは強烈である。


                 宮城谷昌光「王家の風日『象牙の箸』」
 

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大人の遊び σ(*ゝω・*)

2022-03-06 11:30:25 | Weblog


君子蘭 Clivia 情け深い 誠実 貴い


大人になると「遊び」というものに関して、本気で取り組む機会が少なくなりがちです。
それは、それ以外にやらなければいけないことがあるのと同時に、
遊びに対してあまり必要性を感じなくなるからです。
遊ぶことが一日で一番楽しかった子供時代と違い、
生活の為に色々とやるべきことをこなして毎日を過ごすうちに、
「遊び」の優先順位がどんどん落ちてしまいます。
そして、全力で遊んでいる人々を見て「若いなぁ」とつぶやくのです。
その言葉をつぶやいた時に、穏やかな気持ちになるのならいいのですが、
何か焦りを感じるような気持ちになったのであれば、
あなたには「遊び」が不足している可能性があります。
遊びというのは、心から楽しいと思える時間を過ごすことだと思います。
最近、思いっきり笑ったり、思いっきり楽しんだりしているでしょうか?
もし心当たりがないのであれば、自分が楽しいと思えることを何でもやってみるべきです。
自分が喜ぶことを知っている人は、自分に対しての時間を作りやすい人です。
他人を知る前に、先ずは自分自身を知ることから始めましょう。
   

                 -ヘレン・ヘイズ(アメリカの女優)-

ଘ♡ଓ*:゚+。.໒꒱°*。⋈。♡:* :゚+。ଘ☆:゚+。⋈。 ଘ♡ଓ*:゚+。.໒꒱°*。⋈。♡:* :゚+。ଘ☆:゚+。⋈。
 

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菜根譚 前集76項

2022-03-04 11:12:09 | Weblog

心不可不虚。虚則義理来居。
心不可不実。実則物欲不入。

心は虚ならざるべからず。虚ならば則ち義理来たりて居る。
心は実ならざるべからず。実ならば則ち物欲は入らず。

♱⋰ ⋱✮⋰ ⋱♱⋰ ⋱✮⋰ ⋱♱⋰ ⋱✮⋰ ⋱♱⋰

「邪欲邪念は除き、正義真理で一杯にする」
心はいつでも空虚にしておかなくてはいけない。
空虚にしておけば、そこには正しい道理が自然とやって来て落ち着く。
また、心はいつでも充実しておかなくてはいけない。
充実しておけば、そこには欲望が入って来ることがない。



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中宮様のまわりはいつも春爛漫

2022-03-03 04:46:36 | Weblog

清涼殿(天皇の普段の御殿)の縁側の手摺近くに、青磁の瓶の大きいのを置き、
サクラの誠に見事な枝で1メートル半ばかりあるのをたくさん活けてある、
それが手摺の外まで咲きこぼれている、そんなある日の昼ごろのこと。
大納言様(中宮の兄、藤原伊周)が桜重ねの直衣(平常服)のしなやかなのに、
濃い紫の、模様を織り出した指貫袴をはき、下着は白を重ね、一番上には濃い紅の綾織り、
その鮮やかな色を直衣の裾から覗かせた華やかな衣装でお見えになった。
帝がこちらにおいでなので、戸口の前の細い板敷きで何やらお話しになる。
御簾(すだれ)の中には女房たちが、桜重ねの唐衣(正装時の上着)をユッタリと着ている。
他にも藤重ね、山吹重ねなどセンスのいい彩りの袖口がたくさん、蔀(板戸)の内側の御簾の下からこぼれ出ている。
丁度、昼のお膳を運ぶ蔵人(役人)の足音が高く、「をーしー」と云う先払いの声がするのも、ウラウラと長閑で素敵な春の日である。
食事の用意ができたと申し上げるので、帝がおいでになる。
それを大納言様はお送りして、また先ほどのサクラの下に戻って座っていらした。


                   清少納言「枕草子」第二〇段

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