菜根譚 前集１９０項

オクラ（okra）　Abelmoschus esculentus　　恋によって身が細る

寧為小人所忌毀、毋為小人所媚悦。
寧為君子所責修、毋為君子所包容。

寧ろ小人に忌毀せらるるも、小人に媚悦せらるること毋れ。
寧ろ君子に責修せらるとも、君子に包容せらるること毋れ。

 

いっそつまらない人間に憎み謗られ様とも、彼らに媚び諂われることがあっては為らない。
いっそ立派な人物に厳しく責められ様とも、その人に安易に受け入れられる様なことがあっては為らない。