Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

日日是好日 一日一日を大切に頑張って行きましょう ξ^_^ξ

菜根譚 前集190項

2016-06-30 14:47:24 | Weblog

 

寧為小人所忌毀、毋為小人所媚悦。
寧為君子所責修、毋為君子所包容。

寧ろ小人の忌毀せらるとも、小人の媚悦せらるること毋れ。
寧ろ君子に責修せらるとも、君子の包容せらるること毋れ。

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「小人には嫌われ、君子には責められるがよい」

いっそつまらない人間に憎み謗られようとも、
彼らに媚び諂らわれることがあってはならない。
いっそ立派な人物に厳しく責められようとも、
その人に安易に受け入れられるようなことがあってはならない。






初夏らしい本当に良いお天気です。
家の中のことも、庭仕事もよく励めること、この幸いにありがたいと思います。
PCのある所から窓の外を眺めて、何度見ても飽きないように作りました。
木漏れ日が揺れて、とてもキレイだと思うんですよ。


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菜根譚 前集189項

2016-06-29 13:33:26 | Weblog

 

磨蠣当如百煉之金。急就者非邃養。
施為宜似千鈞之弩。軽発者無宏功。

磨蠣は当に百煉の金の如くすべし。
急就せば邃養に非ず。
施為は宜しく千鈞の弩の似くすべし。
軽発せば宏功無し。


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「腰を落ち着け成就を図る」

自分自身を練磨するには、繰り返し練り鍛える金属のようにすべきである。
速成したのでは深い修養とはならない。
事業を興すには、強い石弓を放つ時のように慎重にすべきである。
軽々しく興したならば大きな成果は得られない。





春から、毎日欠かさずやっている(視ている)ものがあります。
ターシャ・テューダーさん、ベス・チャトーさん、ベニシア・スタンリーさんの、BSプレミアムで録画してあるもの。
彼女たちの世界観に触れると、ガーデニングにも集中できたし、気持ちがとても落ち着いて来るんですね。
だから、色々と試行錯誤はしたけれど、今年の私のお庭はとても良い出来に思います。
庭作りは、今この時に苦労しても、先にある喜びと楽しみを待つ心を得られるから好いのです。
そして、平凡な日々を大切に生きることも教えられる。


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菜根譚 前集186項

2016-06-26 14:41:06 | Weblog

 

持身不可太皎潔。
一切汚辱垢穢、要茹納得。
与人不可太分明。
一切善悪賢愚、要包容得。

身を持つに、太だしくは皎潔なるべからず。
一切の汚辱垢穢も、茹納し得んことを要す。
人に与するに、太だしくは分明なるべからず。
一切の善悪賢愚も、包容し得んことを要す。


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「寛容の功徳」

この身を安全に保って行くのには、あまりに潔癖過ぎては行けない。
一切の汚れや穢れも、すべて受け入れてしまう必要がある。
また、人と一緒に物事を行う際には、あまりハッキリ割り切り過ぎては為らない。
一切の善も悪も、すべて包容し入れてしまう必要がある。

 

 

 

 

せっかくの日曜日ですが、今日も昨日に引き続き雨となりました。
外仕事も出来ないので、今日はモエレ沼公園にある温泉施設に行き、
ゆったりとして来ました。
思うことは、ユックリとかノンビリしたい時は一人の方が気楽で自由だと云うことです。
こう云う場で、常連となってしまって、知った人たちを持っては為らないんだってこと。


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菜根譚 前集184項

2016-06-24 14:20:18 | Weblog

居官有二語。曰、惟公則生明、惟廉則生威。
居家有二語。曰、惟恕則情平、惟倹則用足。


官に居るに二語あり。
曰く、「惟公ならば、則ち明を生じ、惟廉ならば、則ち威を生ず」と。
家に居るに二語あり。
曰く、「惟恕ならば、則ち情平らかに、惟倹ならば、則ち用る」と。

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「公務と家庭の二つの戒め」

官職にある時の戒めとしてニ語ある。
それは「ただ公平無私でさえあれば、明朗な政治が行われ、
ただ清廉潔白でさえあれば、威厳のある態度が出て来る」というニ語である。
また、家庭にある時の戒めとしてニ語ある。
それは「ただ思いやりが深くさえあれば、家族の心は穏やかであり、
ただ倹約さえすれば費用は十分に足りる」というニ語である。





思うことは、英国って意外と馬鹿ね.....ってこと。


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菜根譚 前集183項

2016-06-23 14:49:41 | Weblog


不昧己心、不尽人情、不竭物力。
三者、可以為天地立心、為生民立命、為子孫造福。

己の心を昧まさず、人の情を尽さず、物の力を竭さず。
三は、以て天地の為に心を立て、生民の為に命を立て、
子孫の為に福を造るべし。


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「除災招福の道」

自分自身の心を物欲でくもらせてしまうことなく、
他人に対する愛情もなくすようなことはせず、
人民の財産をみだりに取りつくさない。
この三つの心がけで、天地に対しては本当の心を確立し、
万民に対してはその生活を安定させ、
子孫に対してはその幸福を作り出すことができる。





ようやっと好天が続いて、私の庭仕事も忙しく出来ています。
私の腕前ばかりではない、自然との共同作業。
何だか、ストレスを差ほど感じずに居られることは、何て幸いなことかと思うのです。






小樽 BISTROT 小泉  ハヤシライスセット

 


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菜根譚 前集177項

2016-06-17 15:34:31 | Weblog


遇欺詐的人、以誠心感動之、遇暴戻的人、以和気薫蒸之、
遇傾邪私曲的人、以名義気節激礪之。天下無不入我陶冶中矣。

欺詐の人に遇わば、誠心を以て之を感動せしめ、
暴戻の人に遇わば、和気を以て之を薫蒸せしめ、
傾邪私曲の人に遇わば、名義気節を以て之を激礪せしむ。
天下は、我が陶冶の中に入らざる無し。

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「人を導く方法」

口先だけで人を欺き偽る人に会ったならば、真心を以てその人を感動させ、
乱暴で道に外れた人に会ったならば、温厚な心を以てその人の心を和らげ、
心が捻じ曲がった自分勝手な人に会ったならば、大義名分や意気節操でその人を励まし、良い方向に向けさせる。
この様にして導くなら、この世の中は、自分の指導の対象とならない者は一人も居ない。







このところ連日雨ばかりが降っていて、ちょっとフラストレーションが堪ります。
散歩に出る暇もないのですよ。(*´・・`*)


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菜根譚 前集173項

2016-06-13 11:07:03 | Weblog



無事時、心易昏冥。宜寂寂而照以惺惺。
有事時、心易奔逸。宜惺惺而主以寂寂。

事無きの時、心は昏冥し易すし。
宜しく寂寂にして、照すに惺惺を以てすべし。
事有るの時、心は奔逸し易すし。
宜しく惺惺にして、主とするに寂寂を以てすべし。

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「心を落ち着け、目を澄まし」

何の事件も起こらない時、心はボンヤリとして物が見えなくなり易い。
だから、心を静かに落ち着けて、澄んだ明らかな目で物を見るようにしなさい。
これに対し、一旦何か事件が起こった時、心は逸り常軌を逸してしまい易い。
だからこのような時は、目を澄まさせて明らかにし静かに落ち着くことを心がけるようにしなさい。






昨日の日曜日のお天気には雨マークが入っていたはずが、
実は好天に恵まれました。
お天気の良い日にしたい事は、ガーデニングと散歩だったりします。
特別に何でもない所を歩いてみるシリーズで、小樽・朝里駅の辺りを歩いてみました。
まだ海水浴シーズンでもないから閑散としていましたけれど、
海がとてもキレイなのは見物だったと思いました。


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菜根譚 前集170項

2016-06-10 15:23:09 | Weblog


我貴而人奉之、奉此峨冠大帯也。
我賤而人侮之、侮此布衣草履也。
然則原非奉我、我胡為喜。
原非侮我、我胡為怒。

我、貴くして、人、之を奉ずるは、此の峨冠大帯を奉ずるなり。
我、賤しくして、人、之を侮るは、此の布衣草履を侮るなり。
然らば則ち、原より我を奉ずるに非ず、
我、胡為れぞ喜ばん。
原より我を侮るに非ず、我、胡為れぞ怒らん。

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「毀誉褒貶の真相」

私が高位高官で、人がその私を尊敬するのは、
私の身につけた高位高官を示す冠や礼服を尊敬するのである。
私が身分が賤しくて、人がその私を軽蔑するのは、
私の身につけた粗末な衣服や藁靴を軽蔑するのである。
もしそうであるなら、人は元々私そのものを尊敬するのではないのであって、
私はどうして喜ぶ必要があろうか。
また、人は元々私そのものを軽蔑するのではないのであって、
私はどうして怒る必要があろうか。






毎日毎日家の事をするのが楽しい。
特にガーデニングが一番楽しい、夢中になってしまうから。
下手すれば、一日中外に居てもいいくらいだと思っています。
今年は5月の好天に恵まれたせいでしょうか、いつの年になく満足感があります。
楽しみや喜び、希望を先に置いて、辛抱さえすれば、想う通りになって行くものだと思いますね。


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