「社交界の華からナポレオンの妻へ」
政界の大物バラスの愛人だったジョゼフィーヌがナポレオンと出会った時、彼女はナポレオンより六つ年上の三十一歳。
二人の子を持つ未亡人でもあった。ナポレオンは社交界の華だったジョゼフィーヌに直ぐに夢中になる。
彼女の艶やかな美しさ、そして相手を包み込むかの様な優しさに彼は心を奪われた。
カリブ海のマルティ二ク島の農園主の娘として生まれたジョゼフィーヌは、パリに出てから十六歳でアレクサンドル・ド・ボアルネ子爵と結婚した。その後は二人の子を産んだが、放蕩者の夫との結婚生活はやがて破綻し、彼女自身も他の男たちとのロマンスを楽しんだ。そして、フランス革命中に夫が処刑されるも、その翌年の1795年にナポレオンと出会う。
そして、1796年3月、二人は結婚式を挙げた。
その後直ぐに戦場に赴いたナポレオンは、一日に何通も熱烈なラブレターを書いて送る程ジョゼフィーヌを熱愛したが、
彼女の方は相変わらず浮気に精を出す日々。
やがて、夫の偉大さに徐々に気づき始めた彼女は、ようやくナポレオンを心から愛する様になる。
その後、夫婦は皇帝と皇后の身分になるが、今度はナポレオンが次々と浮気をし始める。
そして、彼女に子どもができないことを理由に、1809年に離婚された。
だが、二人はお互いに一番愛した人だった。
その後、ナポレオンが帝位を辞してエルバ島に配流されてからも二人の文通は続いたが、ナポレオンがエルバ島から脱出する直前、ジョゼフィーヌは彼の名を呼びながら肺炎で亡くなってしまう。
そしてナポレオンの方も、いまわの際に、彼女の名をもらしたと伝えられている。
世界の「美女と悪女」がよくわかる本る本
アスター(蝦夷菊) Callistephus chinensis 変化 追憶 同感 信じる恋
秋の好天が続いておりますね。
それを好いことに、私は庭ばかりに出ています。
所謂、庭・ガーデニング番組などばかし視ているものだから、自分も何だかジッとしていられない気分になるんですね。
狭い庭だし、そう時間がかかるものじゃないけれど、どこに行くとかよりは、自分の家が一番いいと思っています。
(。◕ ∀ ◕。)