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◆伊藤博文暗殺の真相を握る? 「韓民会」

2017-09-03 06:24:49 | Weblog

◆伊藤博文暗殺の真相を握る? 「韓民会」

*暗殺された日本の初代総理大臣
 日本は1910年から35年間、韓国を併合して統治していたが、当時、韓国国内には日本統治に反対する過激な組織があった。
その名を「韓民会」という。
韓民会のメンバーは、日本のある要人を殺害したとされている。それは、日本の初代内閣総理大臣である伊藤博文だ。
伊藤は韓国併合に当たって初代韓国統一監に任命されており、伊藤に恨みを持つ韓国国民は少なくなかった。
その伊藤が凶弾に倒れたのは、1909年10月のことだった。
満州鉄道と韓国併合問題についてロシアのココフツェフ蔵相と非公式に話し合う為、伊藤は中国吉林省のハルピン駅に降り立った。
賑やかに出迎えたロシアの外交団と挨拶を交わし終え、在留邦人の一団の方に向かおうとしたその時だった。
伊藤に向けて突然銃弾3発が放たれた。狙撃したのは、安重根と云う朝鮮人の男だった。この男が所属していた組織こそ、韓民会である。

*犯人を裏で操っていたのはロシア?
 日露戦争終結直後の1905年、日本と大韓民国の間には保護条約が結ばれ、伊藤博文が韓国統監に就任した。
当時、韓国には一進会と云う親日の政治結社があり、その数は公称80万~100万人だったお言われている。
伊藤が赴任してきた日には、その一進会によってソウルの南大門に「歓迎」の大幕が掲げられたと言う。
だが、その一方で日本の保護国になることを拒否する反日勢力も存在した。
その一つが韓民会なのだが、実はこの組織は。ロシア特務機関のスパイ養成組織であったのではないかと噂されているのだ。

*事件現場はロシアの管轄下にあった
 その根拠の一つとなったのが、安重根が撃った拳銃だ。
暗殺事件の際、安が所持していたのはブローニング拳銃で、これはロシアのクンフト社がベルギーから購入して、ロシア陸軍に納入されていたことが分かっている。
事件現場となったハルピン駅は、当時ロシアの管轄下にあり、プラットホームには多くのロシア兵が居た。にも関わらず、安はロシア兵の直ぐ側まで近付き、その陰に隠れて発砲している。
更に、その行動がかなりの訓練を積んだものであったとも言われているのだ。

*伊藤の遺体が示す矛盾
 事件直後、ロシア側は安重根を含め25人の韓民会メンバーを拘束し、日本に引き渡している。韓民会は、韓国が日本の保護国になることを阻止するのが目的で韓国統監の暗殺を企てたはずである。
だが、実際には伊藤は韓国併合には反対していた。一時的に保護国とするのも韓国に国力が付くまでと考えていたのだ。
つまり、反日勢力が暗殺事件を起こしたことによって。日韓併合は早まったのである。
しかも、死亡した伊藤の体か取り出された弾は、安が所持していたブローニング拳銃のものではなくフランス騎兵隊のカービン銃の弾だった。
また、検死の結果、致命傷となった銃弾は右肩を砕いて右の胸部に留まっていた。
この銃弾は、伊藤より高い場所からでなくては撃ち込めない角度である。
しかし安はプラットホームにしゃがんで狙撃しており、この位置に銃弾を撃ち込むのは不可能である。
となると、安は実行犯とされながらも、実際には死に至らしめることは出来なかったと云うことになる。
その為、実行犯は裏で糸を引いていたロシアではないのかとの憶測を呼んでいるのだ。
真相は今だ明らかにはなっていないが、いずれにしても、テロリストの安重根は今でも韓国で独立運動家として英雄視されている。

画像・暗殺される直前に撮影された伊藤博文
   (5の数字の下で帽子を取っている人物)

   朝鮮スタイルの服を着た伊藤博文と朝鮮の夫人たち

             




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