Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

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討ち入り成功の為の費用 約9758万円 忠臣蔵を成功に導いた 赤穂藩家老のマネジメント能力

2017-07-31 11:50:33 | Weblog


*江戸城の中で起こった「松の廊下」の刃傷事件

主君思いの家臣が主君の仇を討った忠臣蔵の話は、映画やテレビドラマを通じて現代に語り継がれている。
この忠臣蔵は「忠孝」の物語として名高いが、その裏には家老・大石内蔵助の懸命な資金繰りがあった。そもそもは、
元禄14(1701)年3月14日、江戸城中「松の廊下」での刃傷事件に始まる。
この日、江戸城では朝廷からの勅使を迎えて儀式が行なわれることになっていた。
将軍・綱吉の生母である桂昌院に従一位と云う位を授ける儀式である。
勅使の接待役を務めたのは、赤穂藩(現・兵庫県)の殿様・浅野内匠頭。この浅野内匠頭が儀式の直前、「この間の遺恨を覚えているか」と叫びながら指導役を務めていた吉良上野介に斬りかかったのだ。
理由は諸説あり、浅野内匠頭に対して吉良上野介が予てから嫌がらせをしていた為とも、
塩の専売に関する秘密があった為だとも謂われている。
吉良上野介の命に別状はなかったが、母の大事な日にこの様な事件を起こされた綱吉は激怒。
浅野内匠頭は即日切腹を命じられ、赤穂藩も取り潰されることになった。
赤穂藩家老の大石内蔵助は、お家再興を働きかけるが叶わない。
家臣の間には、主君の仇を討つべきだとの声が高まって来る。そして元禄15(1702)年12月14日未明、大石内蔵助に率いられた四十七士が両国松坂町の吉良屋敷へ討ち入った。
2時間の激闘の末、吉良上野介の首を取った四十七士は主君の眠る高輪・泉岳寺まで凱旋し、墓前に首を供えた。
翌年2月、全員が名誉ある切腹を命ぜられ、四十七士は義士となった。
これが、忠臣蔵の話のあらましである。
そして赤穂藩取り潰しから討ち入りまでの資金を遣り繰りしたのが、家老の大石内蔵助だった。

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*徹底した予算管理で討ち入りプロジェクト完遂

討ち入りの2週間ほど前、大石内蔵助は浅野内匠頭の妻だった瑤泉院に「預置候金銀請払帳」と云う詳細な会計報告書を出している。この内容を中心に、討ち入りまでの費用を見てみよう。
大石内蔵助は先ず、紙くずになりかねない藩札(藩の中だけで通用する紙幣)を現金化した。
それと瑤泉院の化粧料(持参金)などが、取り潰しの時に赤穂藩にあったおカネである。総額は約690両(約9660万円)。これが、討ち入りまでのプロジェクトの予算である。ここからかなりの支出がある。浪士が移動する為の旅費が総計248両(約3472万円)。江戸での家賃が約70両(約980万円)。討入装備品が約12両(約168万円)。生活費に困った浪士への補助には約132両(約1848万円)を要している。こうした支出の総計が、約697両(約9758万円)。
7両(約98万円)ほど足りないが、これは大石内蔵助が自腹を切って埋め合わせたと謂う。
浪士の生活が成り立つ様に配慮しつつ、約1億円ほどの資金を適切に使って討ち入りに備えた。
この様な大石内蔵助の手腕がなければ、討ち入りは成功しなかっただろう。

      

       








                                                     おカネでわかる世界の事件史
                                                          なんて素敵な江戸ビンボー生活
                                                                   赤穂浪士の討ち入り費用





「Mayumiさんの投稿は面白い♡
民族的な差別意識がなく『 よいものよい♪ 』を貫かれている様で素敵で御座る‥(〃'▽'〃)♡
投稿心待ちにしております‥(*⌒人⌒*)カンシャ・カンシャ♪」

昨日、私に対しての返信コメント、或いは印象と云うか、普段から思っていることとして、こんなコメントをいただきました。
嬉しいなぁ~。
何せ私は男でも女であっても、噂話好き、政治や政治家、色んなこのご時世のこと等々を、
あたかも見識深き者を装い、軽薄な物言いの人物が大嫌いなのです。
たとえ、何処に行こうとも、必ず一人はそんな風な人がいます。
過ぎたこととは云え、浮かぶ顔って片手に余る数人はいますが、おそらくはロクなことには成ってはいまいと思う。
そんな怪しげな者らのことより大切なことは、心して自身を戒めて行くこと。
また、どんなに心細く、寂しくあろうと、絶対に付き合おうとはしないと決めてもいる。
ただ不可抗力で一緒の場に居なきゃならないとするなら、何と言われ様が、徹底して無視をする。
それと、対人は最初の一目でほとんど相性が決まってしまう。
何処の国の人とか民族だとか、関係なく話しができますし。
一番嫌なヤツが多いと思うのは、返す返すも日本人。

ネット上じゃ、民族を差別侮蔑するのを大得意とする、特に男のオバサンが多いです。
無能とか、寂しさも度を越せば、いい年をしながら本当にみっとも無いもの.....。
いただいたコメントじゃ、私にはいっさいそう云う汚点がないと云うこと。


 


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