＊英国王室の予算が大幅削減も 不動産や属領から莫大な収益...
イギリスのキャメロン内閣は、政府の債務超過を解消する為に、王室関係の予算を大幅に削減する方針を昨年発表。
英国王室に支給される予算は、過去２０年間、７９０万ポンド（約１１億８５００万円）に据え置かれ、エリザベス女王の給与も減るばかり。１９９０年代には、１億２０００万㌦だったものが、２００７年の経済危機で大打撃を受けて、２０１０年、２０１１年には５０００万㌦と嘗ての半額未満となっている。
一方エリザベス女王の推定資産は、米誌「フォーブス」によると６億㌦と言われている。
王室が所有する不動産の資産価値は１００億㌦とも言われ、この中には不動産収益なども含まれ、そこからの収入もある様だ。
イギリス王室は、イギリスに属さないジャージー島、マンキエ諸島、エクレウ諸島などイギリス王室属領を持っている。更にロンドンで有名なリージェントストリートも王室の土地。テナントからの収入も馬鹿にはならない。その上、イギリス王室は、世界有数の宝石コレクターとしても知られている。喩えイギリスが破綻してもイギリス王室はビクともしないはずだ。
おカネでわかる世界の事件史
覗いてみたい有名人・大富豪のお財布
イギリス・エリザベス女王の収入源
＊この本は２０１３年３月に初版されたものです。
