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書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

新しいシニア像と「老いる準備」&人生の仕舞い方

2021-02-25 10:01:42 | シニア

昨日の寒さは身に堪えました。
この寒さのなかでエアコンなしで
仕事をするのはキビシイ~~。

仕事に追われているときには、
エアコンのことなど考えていられないなあ、
と娘の連れ合いの気持ちもわかる。

知り合いの和裁の仕事をしている方は
お尻だけに一番小さい暖房器具を敷いて
やっているそうです。
工夫する人はするんですね。

ワタシは湯たんぽを入れてベッドで
ぬくぬく終日、読書。
独り身の楽しみです。
読んだ本は~~。



「老いる準備」(上野千鶴子著)
副題に「介護すること、されること」
とあります。

2005年著ですから、15年も前、
上野氏は50代です。
「おひとりさまの老後」を書いた前後ですね。

昨今、
15年も前の本は古くて読めませんが、
ことシニアに関しては
それほどの違いはない。
主に団塊の世代に関する情報だからですね。

年金たくさんもらえない、
これからの世代は違ってくるのか、
団塊世代の親の資産でやっていくとなると
何が変わってくるのでしょうか。

50代で「老いの準備」は早い?
ワタシはこの頃になってようやく~~。

上野氏は社会学者、
自分の老いや介護する家族を
縦横斜めから、
客観的に眺めることができます。

鶏団子スープとほぼ同じ材料を使って
クリームシチュウ&じゃこピーマン。
美味しかった。


団塊の世代以降からシルバー(この呼び方も
古く感じます)は画期的に変った。

新しいシニア像は、
① 気分が若い。
ビートルズが好きだった青年はそのまま
ビートルズが好きな老年になるだけ。
② 資産がある。
 持ち家率が高く、使えるお金フローは
 少なくてもストックがある。
これを狙ってオレオレ詐欺が出てきたわけで。
 詐欺組織は時代の流れをよく読んでます。

③ 仕事よりも遊びが好き。
 退職してストックを使って起業を促しても、
 多くは趣味に生きることを選ぶ。
 確かに。変化の早い現代、
 せっかくのストックを失う可能性も
高くなったからね。

子供がいてもいなくても
自分の資産をNPOのような事業体に
託して、
「私のようなお年寄りをサポートしてほしい」
という人も出てきているとか。


この方の著書、どんどん読んでいきます。

人生は壮大なヒマ潰し。
同じヒマなら豊かに潰したい。
こんな経験ができるなら、
ああ、生きててよかった」と
遊び尽くしたいとあります。

「遊びやせんとて生まれけん」

「善い嫁意識が介護を難しくする」
との言葉も。

シニアになっても、
自分の考えや意識は
どんどん変えていった方が
いいということですね。

たまには老いや死を考える、
その頻度は増えていくのね、
それもまたよし。

最後までありがとうございます。
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