ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

人生踏み外し?孤独死~そんな兄の最期「兄の終い」

2021-07-07 10:10:06 | きものの本&本
本日の東京、小雨続き。
いい加減にせえよと
呟いても何も変わらない。

こんなときこそ、
身体を動かし、合間にストレッチ。
床がジメっとしているので掃除。

こんな本を読みました。

「兄の終い」(村井理子著)
村井さんは、
「ダメ女たちの~~奇跡の料理教室」
の翻訳した方です。

孤独死した兄の最期を書いた本。
(ミケマルさまのブログで知りました)

ワタシ、
こういう「不肖の」というか
「人生踏み間違えた」というか
「親戚の鼻つまみ」というか、
そういう人に惹かれるんですね。
好きになるわけではありません。
あくまで話の上で。(為念)

本は、
長いあいだ音沙汰がないというか、
避けていた兄が地方のアパートで
孤独死したという知らせが警察から。
54歳。

事業に失敗して離婚、
息子を育てながら職探しをするも
見つからず、生活保護。
妹に連絡を取るときには
常に金の無心。

敬遠されますよね。
嫌ですよね。

こんな知らせが来たら、
ワタシならどうする?
あなたならどうする?

合わせて読んだ
「村井さんちの生活」
こちらは仕事をしながら
双子の息子とパートナーと
犬とで暮らす平穏な日々。

そこへ突然。
遺体処理、糖尿病、生ごみ処理
遺体検案書、一緒にいた息子の心配、
多額の出費という事態が。

彼女は離婚した元妻と一緒に
それらの難事を
次々と片付けていくわけですが。

ときおり兄への屈折した思いが
描かれはしますが、
まあ、ワタシならこうはいかないなあと、
その逞しさに感心するばかり。


少し気分転換に花などを見ましょうか。

洗濯ものもママならないので、
毎日10枚くらい使う布巾を
熱湯消毒。
重曹を入れて。

「~~会社を廃業し、離婚し、
そこから七年で、
猛スピードで体調を崩し、
困窮し、死へと突き進んだ兄」

汚部屋と化した部屋を一緒に整理した
元妻は、
「そういう人たくさんいるんです。
仕事柄、よく見るんです」

いや、ワタシとて一歩間違えれば~~。
いや、今も実の妹には敬遠されている?
勝手に上京して、介護はしたものの、
結局親の最期は
妹が看ることになった~~。

こういう人はたくさんいる~~。
太宰治?
沢木耕太郎の「おばあさんが死んだ」

幸田文の「弟」
周りは優秀な人ばかり、
肺炎で死亡。号泣。

こういう人に迷惑かけられる方も
辛いけど、本人はもっと辛かろう。
この年になって、そんな人の気持ちを
つくづく考えるようになった。

人生は運次第~。
年金少ないけど、
まだ良しとしましょうか。

お金がない人ほど、
何がなんでも
健康に気を付けましょう。
安く美味しいものを食べましょう。

里芋に煮っころがしと
またまた安いので買ってきたイワシ。
塩焼き。

というわけで~~。
そうそう、この兄、
発達障害、アスペルガーかもしれません。
「子どものときから多動、
人間関係がうまくできない、
周りの空気が読めない、
すごい集中力、
いろんなことができる~~」
当時は知られていなかったんですね。

もしかしたらすごい人に
なっていたかもしれない~~。

こういう人もたくさんいる~~。

最後までありがとうございます。
あっ、日が照ってきました!
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