銀座で開催された紬フェスティバルに行きました。
単衣結城に型染の帯です。
高級きものイベントに行ったのは
久しぶりです。
きもの初期の頃はよく覗いたものです。
160亀甲結城やら小千谷縮やら
琉球ものやら、素晴らしいお品の数々。
紙布を作っている方。
桜井さんの紙布とちがって、
こちらは古いお米の配給通帳を使って。
写真で持っているのがそう。
だんだんなくなる~~。
これがもう素晴らしくって。
お値段も素晴らしくって。
玉虫正直さんっていうのよ。
「本名ですか」
「そうだよ」
「米沢のおらんちの村は玉虫だらけだよ」
「いかにもきもの職人って名前ですよね。
正直って名前もいかにも職人らしい?」
科布に刺し子!
ほしい!
最近は、欲しいものが決まってきた。
目が行くのもそんなものばかり。
伊予かすり。
もっと華やかなものを当てればいいものを。
結城に板締め絞り。
木綿ではないので染めるは難しいらしい。
素敵! ほしい!
あまりにお高いので物欲でさえ引っ込む。
いい勉強になりました。
本場結城って、4千個の繭を使うんですって。
4千個! スゴイよね。
最近はきれい色結城がよく売られているけど、
あれは若い人向けというより、
いわゆる本格結城の織り手がいなくなったそうです。
こちらはピンクベージュのヘビロテ結城。
「いい色ですね」と誉められた。
ほんと、いい色。
型染の帯。暗くて見えないので。
軽い。軽い帯が一番。
今度玉虫工房に行ってみようかな。
赤い糸ならぬ、白い紙の糸で結ばれている、
かも?
お誘いいただいたきもの友達
本当にありがとうございました。
というわけで、
いつも応援ポチ
ありがとうございます。
玉虫正直さん サイコー!
一枚目のお写真の Vサインがなんともいえません。(それとも、何かのご説明の中でたまたま 二本?二枚? っと言う意味のVでしょうか)
紫苑様の様な素敵な着物美人を前に、楽しいひと時でいらしたのでは?
お買上げなら尚ハッピーですが、それは次回のお楽しみという事で(笑)
お米の配給通帳を使った紙布、私も以前「原始布・古代織参考館」の東京展で見たことがあります。白地に墨色がネップツイード?みたいな風合いでとってもお洒落でした。欲しい!と思ったものの、お値段が私を現実に引き戻しました^^;
かつてはリサイクルの発想から作られたものが、現代では手の届かない高価な物になってしまっている…なんとも皮肉なものです~
工程を考えると確かに・・・
でも手が出ません(;'∀')
紫苑さんの着物姿が目の保養に(#^.^#)
コメントありがとうございます。
説明ではなくVサインです(笑)。気さくな方で、失礼な質問にも面白がって応えてくださいました。お買い上げしたいですよね。「玉虫」ってネーミングが、もう一生を、きものに賭ける家柄を表していますね。
コメントありがとうございます。
そう、ネップツイードみたいになってて本当に素晴らしかった。どんなきものにも合いそうで、一枚ほしい(笑)。こよりにしてさき織りみたいにして編むんです。「トイレットペーパーの芯でやったらどうでしょう」なんていうと「やってごらん。成功したらみせてね」だって(笑)。
「原始布~~参考館」なんていうのがあるんですね。今はもう貴重な布の数々、昔の人はすごい!
コメントありがとうございます。いつもブログ拝見しております。結城も、いまはもう織手がいなくなっているそうです。だんだん、なくなっていくんですね。プチプラではなく、どんどん買えるといいのですが。