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「紅雨」・格子お召し・ピカソ展に行きました

2015-04-03 08:45:09 | アート・美術展

 

打ち合わせがありきもので出かけました。

そのあと時間があったので東京駅ステーションギャラリーの「ピカソと20世紀美術」展にいきました。

これは北陸新幹線開業を記念して、富山の美術館の展示を持ってきたものです。

ピカソは、多くの人と同じように子どもの頃に、その絵を見て「どうして、この絵が傑作なの」的な感想を持ったのですが、やはり気になって仕方のない画家です。

 

打ち合わせのあと、知人も一緒に~。

ピカソキュビズム(立体派」の旗手として知られていますが、「青の時代」「赤の時代」に代表されるように色彩の天才でもあります。

20世紀は、彼の「青の時代」で幕あけたんですね。

これは展示されていないのですが。

ステーションギャラリーに展示されたピカソは点数が少ない(7点)のですが、ほかの画家との比較など、ささっと観られるがいい。

ピカソは独特の画家と思われがちですが、いろんな作家を「抜け目なく」取り入れているそうで、でも、取り入れ方がうまいのだそうです。

セザンヌの「自然を球と円錐と円筒としてとらえる」という考えにいち早く反応し、なるほど、そう言われてみれば、確かにそうですね。

ポスターになっている絵も、三角と円形の組み合わせ。

ピカソは三角形が好きなのかな?

色についてはピンクが結構好きな気がします。

これは「赤の時代」でローズ色を使っている印象でしょうか。

そんな日のコーディは白黒お召に同系色の紬帯。

少し花のパッチワークを添えて。

帯揚げは青、茶、黄色の格子の布。

帯締めは紺と更紗のリバーシブル。

お召の格子に合わせて格子草履。

途中で雨が降ってきました。

少々の雨にはへこたれません。

春の雨は「紅雨」というそうです。

花にかかる雨、美しい言葉ですね。

ショールは「紅雨」に合わせて紅?

半襟は手作りネクタイ・グレーストライプ。

 「ネクタイ半襟&襟飾り」

絵画に学ぶ砂丘できものさばくコーディ」ステーションギャラリーなどの様子はこちらで。

 

自然は「球体と円錐と円筒からできている」

 セザンヌの言葉にならって、いろんなもの観ると面白いです。

誰でもピカソになれそうな気がしてきます。

 洋服が円錐の追及だとしたら、きものは円筒、そこに襟元に三角(円錐)を持ってくることでシャープに、なるんですね。

  うーん、きものを脱いだ私はどんな形になってるんだろう~~、怖い。

気が向いたら

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