銀座で集まりがあり、その前にミキモトのショールームでの「アンティーク・ジュエリー」展に行きました。
もっと早めに行って、ご紹介したかったのですが、忙しくてなかなか行けず駆け込みになってしまいました。
ミキモトの6階にある展示室は、ときどき無料で、素晴らしい展示をやっているので、銀座にお越しの際には、ちょっと気にとめてみてください。
私は宝石には興味はなく、また買えもしないのですが、もちろん拝見するのは大好き。
それもアンティークとなれば、心躍るのは、古いものへの郷愁でしょうか。
1800年代のアールヌーボーから1900年代のアールデコの作品がずらり。
この時代、女性が一人で公の場に出ることはない、のはともかく、時間は連れの男性に聞くものとされていたそうです。
でも、やはり不自由とみえて、時計とは見えない時計を秘かに作ったんですね。
これはカルティエのものです。ものすごく繊細で時計の部分は一センチにも満たない大きさです。
時間を聞いてはいけないだけではなく、人前でメガネをかけることも良しとされなかったそうで、女性にとっては不自由極まりない時代が見えてきます。
女性が仕事をするようになると、コンパクトやら化粧道具入れなどに華麗な装飾を施すようになり、それらは「ネセセール」と呼ばれたとか。
右の写真はビーズのバッグ。
ここ写真は撮り放題なので、次々とご紹介します。
豪華なサンゴのブローチ、右は小鳥のイアリングです。
白珊瑚のネックレス。
左は蛍が真珠の水滴を飲もうとしている超絶技巧のブローチ。
右は、アールヌーボーの代名詞と言われるルネ・ラリックという人の鼈甲にレースのような繊細なティアラです。
どらか一つ差し上げますと言われたら、何を選びますか。
私は、迷わず左の蛍のブローチです。ぜひ帯留にしたい~~。
で、その日のコーディは、七夕も近いことから、
笹紅型、麻の帯です。
ジュエリーの写真載せすぎたので、コーディはまたすぐにアップさせてください。
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