ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

上品おきゃんな「素」が見えるーー中野良子さんのきもの

2013-07-20 10:18:57 | 憧れのきもの女性

 

ある年代以上の方でしたら、

この方のお名前ご存じなのではないかと思います。

NHKの「天下御免」で、武士の娘ながら、

跳んだり跳ねたりの大活躍で、

人気を博した女優さんです。

先日「プレミアム・アーカイブ」で第一話を放送、

ビデオ撮りしておいたのを見ました。

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調べてみると、始まったのは1971年だから、

もう40年以上前になるのですね。

このとき20歳くらいだった、中野さんももう60代。

すっかり画面からは姿を消してしまいましたが、

一時は一世を風靡する人気でした。

同世代の村上春樹さんのエッセイだかにも

この方の名前が出ていました。

 

私が初めて、「きものの女性ってチャーミングだな」と思ったのは、

この方のテレビCM「夏は絹」を見たときです。

上品ななかにもおきゃんなところが垣間見えて、

澄ましているだけではないところに魅かれたんですね。

 

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この大人びた姿で23・4歳くらい?

 

味線を習っている女性が間違ってしまい、

「まだまだダメだわ」と師匠にごめんんさい、

する設定のこのCM、髪型やきものは正統派ですが、

モデル的なきものとは違い、

着ている人の個性=上品でおきゃん、が

にじみ出ています。

 ストーリーを感じさせます。

 彼女のこの「個性」は、前述した宮沢りえさんとは違い、

演技力というより、ご本人の性格からくるものではないかと思われます。

演じること以上に、自分が出てしまうタイプの女優さん?

演じるより、自分の気持ちを大事にするタイプ?

 

その後結婚なさってからは、

女優業より中国との友好親善に

力を入れるようになられたのも、わかるような気がします。

 

昨年でしたか、京都に旅行に行ったとき、

清水寺の構内でお見かけしました。

やはり中国の方々を案内しておいででした。

^^40年の月日が経ったのかと感慨ひとしおでした。

 

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冠婚葬祭は舞台、礼儀、礼節とは

一種の演技だとの説もあります。

きものは女性のなかの演技力を

始動させる効果があると思います。

けれど、普通の人にとってずっと演じ続けるのは、

よほどのツワモノでない限り、難しい。

でも、だからこそ、こんな風に本人の「素」が出たとき、

その「素」がチャーミング(優しさとか思いやりとかも含めて)だと、

きもの姿も一段と素敵に見えるのかな?

そんなことを無意識のうちに、

この方のきもの姿でインプットされたような気がします。

 

まだまだきもの途上人

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コメント (4)
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