目黒にある前田侯爵邸に招待されたので、三姉妹で行ってきました。
訪れる前に、近代文学館にある面白いカフェ「BUNDAN」で、軽く腹ごしらえ。
招待されて、出されたものをがつがつ口に入れるのはお行儀悪いでしょう(いや、そんなことはないけど~)ということで、
本がいっぱいの静かな空間。
入口部分だけの撮影。
料理にはすべて作家にちなんだネーミングが。
「村上春樹のハードボイルド朝食セット」とか「向田邦子のビーフストロガノフ」とか。
こうして書いているだけで、心ときめく作家たちでございます
左は「太宰治のシチュウ」右は「森瑶子のオイル・サーディン」
「鴎外」「寺山」と銘うったコーヒーも美味しゅうございます。
このカフェ、漱石や鴎外はもちろんのこと吉行淳之介や安岡章太郎といった、私世代にはおなじみの昭和の文壇を作った人たちの書籍がいっぱい。
ほんと、懐かしいわあ。
本を読みふけった若い時代にタイムスリップしたみたい
気持ちのいい日だったので、私たちは庭に面したテラス席で食事です。
都会のど真ん中、駒場公園のなかにある前田邸や近代文学館、緑にあふれ、吹いてくる風も気持ちいい。まさに、浮世(憂き世)の喧騒からも遠く、命の洗濯でございます。
美味しい(いや、ホントに)珈琲をいただいたあと、お隣にある前田侯爵低邸の和館に。
慣れた様子でさっさとおうちに入る小母様
あまりの気持ちよさに、こういう人いるのね。
紫苑は昭和の匂いのする銘仙で。
玄関で、殿方が記念写真を撮ってくださいました。
というわけで、前田邸の和館で少し休んで、次に素晴らしい洋館をご紹介させていただきます。
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