心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

目を光らせる

2018-08-06 23:10:01 | 日記

これは日本製の壁掛け(?) たぶん、旅行先で買ったお土産品。

フクロウは「福が来る」と言い換えて縁起のよいものとされて、お土産に好まれる。

動きは少なく堂々としていて風格があり、哲人になったり神になったりもする。

何より眼力が強い。猛禽類だからじっさいに視力もいいのだろう。

初めにこれを見たときは鍋敷きと思った。うらに足がついていたから。

鍋をのせてみたらぐらぐらする。ふくろうが立体的すぎて鍋底が落ち着かない。

ということで壁掛けと言ったのだけれど、いまだに納得していない。

壁掛けとするには掛ける部分がない。「鍋敷き型彫り物」ってとこかな。

でもいいのだ。フクロウの眼がいいから。真鍮が光ってる。

そういえば、フクロウとミミズクの区別もよくわからない。

つまり、たぶんフクロウの、たぶん壁掛けという、たぶんの集合体。

眼を光らせているのは、フクロウのかたちをした自分の精神か。神かも。たぶん・・・