心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

足元の紅葉

2022-10-31 23:37:24 | 日記

マンサクの紅葉が始まっているのは気づいていた。

その足元、マンサクの枝にハート型の蔦が絡まっている。

マンサクの赤と蔦の黄、とても鮮やか。

それぞれに、まだ緑の葉も蓄えているから、まだまだ変化は続く。

ついつい見逃してしまう足元の紅葉、見つけると凄く得した感。

何となくクリスマスを思ってしまう。

明日には11月になる。

もう年賀状印刷の宣伝も始まっている。お歳暮のお知らせも来た。

少しだけのんびりしたいと思っているのだけれど、周りは回転速度を上げてるな。

いやいや まだ乗らないよ。粘れるだけ粘って秋を楽しまなくっちゃ。


夕月に見惚れ

2022-10-30 23:36:22 | 日記

夕方 南西の空 薄雲の中に耀く月。なんて美し・・・

これはひたすら うっとり するしかない。

こんな景色が待っていてくれたとは。

昨日、ミサ曲を聴きながら会場の天井を見ていた。空を仰ぐように。

心の中の何か、底に沈んでいるような何か、掬いたい何か・・・

それを探すような気持ちになっていたような気がする。

この月に出会えて、これでいい と思えた。もう大丈夫 って。

特に何があるわけでもないのに、それでも人は何かを溜め込んでいる。

音楽に、場所に、眺めに、心をほぐしてもらってる。

そんな思い、これは感動か。

涙がこぼれそうなくらい、大切な記憶。

自分を愛そう。自信を保とう。生きていることを喜びと思う。


東京オペラシティー

2022-10-29 23:31:57 | 日記

コンサートが終わって帰り道。一斉に人が同じ方向に動き出す。

流れの中で立ち止まるわけにはいかないので、こちらも歩きながらの撮影。

拍手と足音が入り乱れて、祭の終わりが賑々しい。

夜の道もまだそれほど寒くない。

それでもコートのボタンはしっかりとめた。

こういう機会も少しずつ増えていくのだろうか。

どう対応したらいいのかまだ決められずにいる。

飲み会はパス。食事は3人まで。これが自分のルール。

コンサートホールのルールもある。

入場には検温と手指の消毒。パンフレットは自分で取る。

ホワイエでの飲食・交流はなし。

チケットの裏面に名前と電話番号記入が求められる。

手探りしながら、変異を繰り返しているウィルスと生きていく。

その正否を語るのはまだまだ先なのだろう。


「猫の手研究所」 通信 71

2022-10-28 22:37:57 | 記憶のかけら

3日続けて無宇を連れ出した子供達、やっと成果があったらしい。

今日は無宇はお昼寝。子供たちも疲れている様子。

お願いおばさんは子供にはお願いしないので、人頼みになる。

なかなか通行人見つからず、ついに、知り合いに頼み込んだそうな。

50歳代の小柄な女性に、ゆっくりとその道を通ってもらったと。

早速赤いレンガのマンションからおばさんが飛び出してきた。

「すみません。時計を外してくれませんか」とニコニコ。

「ハァ、いいですけど。どうしたのですか」

「私、右手の指がうまく動かせないんです。で、時計が外れなくて」

「そうですか。どれどれ」

訳無く時計は外れ、お願いおばさんは快調に話し始めた。

「不便なんでんよ。はめる時はカチッといくけど、外すのは力がいるんで」

なるほど、それは納得。

「ここで誰か助けてくれそうな人を待ってるんです」

はて、鵜呑みにしていいのか。子供たちも不思議がっている。

なぜ外しにくい時計をはめるのか。持って歩けばいいのに。

右手に力を入れなくてはならないことがあれば いつも待機か。

子供たちの報告にはこうある。

 

このおばさんは少し寂しいのかもしれない。

手伝ってくれて、話をしてくれそうな人を待っているように見える。

一人暮らしか。それとも家族とは気楽に話せないのか。

もし頼まれることがあれば、快く、元気に引き受けたい。

 

子供池たは面白半分で始めたことかもしれないが、立派な報告書が出来上がっている。


池田茂さんの個展

2022-10-27 23:08:38 | 展覧会

池田 茂 個展「雅やかな世界へ」の案内がきた。

11/1〜11/13(11/7 休廊)

Gaierie Fioraison ACN京橋ビル101号

制作・発表を絶やさず、立派だ。その活力を羨ましく思う。

11月は展覧会には最適。後半の日程をチェックしておこう。

自分の展示も10〜15日。ただしグループ展。地域のイベント。

描き始めてみたものの、諸事情により旧作での出品となった。

今は個展をしたくても無理。

焦ってはいない。そんな時もある。

できるときにできることをすればいい でいこう。