柿、まさに秋の主役。色づきはさすがにほど遠いが、柿の見た目は備わっている。
この暑さのなかでも確実に秋の準備を始めている。
こちらはまだまだ夏のさなかをうろうろしているというのに。
とはいうものの、今日、来年のカレンダーの話をした。これも準備のひとつか。
カレンダーの絵は、なかなか難しい。
年間4点以上なら季節感をもたせることが多いけど、2点ものなのでそれは無理。
となると、むしろ季節感のないもののほうがふさわしいかもしれない。
こころにありがたい季節を選べば、春と秋、となるのかな。
柿の、そして紅葉の赤がきわだつ秋は、こころにやさしい季節。
青い柿は、そのやさしいやわらかい時候をおもいおこさせ、待つ楽しみをあたえてくれる。
準備って、待つ楽しみを味わうことなんだね。