心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

国立競技場が見えた

2020-01-31 22:00:15 | 日記

意外に地味だね。木材と植栽によって、より目立たない。

テレビや新聞で紹介されるときは、ほとんどが上空からの姿。

あの楕円形のトラックと屋根が印象に残る。

そばで見上げるとこうなるのか、と新しい感覚だ。

優しい柔らかい感じは嫌いじゃないな。唐突に派手なものが出るよりいい。

日本の地味さや曖昧さがいい感じに出ている。

周辺の建物も、概してこの傾向ですすんでいるらしい。ホッとする。


監視カメラいっぱい

2020-01-30 10:48:09 | 日記

久しぶりに千駄ヶ谷駅に降りた。国立競技場真ん前。

オリンピックに向けて、駅舎も大改造中。

改札口の真上、何やらいっぱいぶら下がっている。

照明、スピーカーに交じって、監視カメラがいっぱいある。

わかるけど、不気味な気分にもなった。

監視されるということと、監視の必要な事態が想定されていることが。

これを 安心ととらえるのか、わびしいととらえるのか。

気持ちはぐらぐら中心を探して大きく揺れる。

何より不気味なのは、この情景に、すぐ慣れてしまうこと。

いかん いかん。いつまでも揺れていよう。慣れこそ恐るべし。


井崎正治展

2020-01-29 23:57:35 | 展覧会

銀座の教文館で、井崎さんの作品展が開催されている。2月6日まで。

小品中心で、たくさん並んでいるので、ゆっくり楽しめる。

今回の特徴は「杖」かな。

持ち手の部分にさまざまな工夫をこらしたもの。

人の身体を研究しつくした家具を作ってきた井崎さんらしい。

ひとつひとつ握って試してみたかったけど、誰もいなかったので遠慮した。

井崎さんに会ったら、苦労話を聞いてみたいな。

きっと、苦労話というより、楽しそうにいっぱい話してくれることだろう。


待ち合わせ

2020-01-28 23:53:20 | 日記

待ち合わせはお互いにわかった場所にする。

ところが、同じ「花屋」でも、思い違いで会えないことがよくあった。

このごろは、ケータイ電話というものがあるおかげでよくなった。

ところが困ったら電話すればいいという安心感で、かえってルーズになる。

同じ店でも銀座店と日本橋店をまちがえたことがある。

結果、しっかり遅刻となった。申し訳ないばかり。

ケータイを忘れて出かけたらもうあとでいくら謝ってもすまない。

なんとなく会えないで帰っていた時代が懐かしい。

会えなかった理由をいろいろ想像したことも甘酸っぱい思い出。


東京らしさ?

2020-01-27 23:18:45 | 日記

地下鉄丸ノ内線、新車両に乗った。

車両区切りのドアに、とっても和な模様があった。

やはり、オリンピック時期の外国人を意識してのことか。

まとい、三重塔、歌舞伎座・・・日本って、東京って、こうなんだ。

正確な説明はできないけど、日本人の顔をしていていいだろうか。

ひとつひとつ、日本を意識したデザインが東京に増えていく。

今頃か、という気持ちもちょっとあるな。

地元民が地元を意識するのは、地元以外の人の目を意識するとき。

根っからの東京人でない者からすると・・・遅いよ!