意外に地味だね。木材と植栽によって、より目立たない。
テレビや新聞で紹介されるときは、ほとんどが上空からの姿。
あの楕円形のトラックと屋根が印象に残る。
そばで見上げるとこうなるのか、と新しい感覚だ。
優しい柔らかい感じは嫌いじゃないな。唐突に派手なものが出るよりいい。
日本の地味さや曖昧さがいい感じに出ている。
周辺の建物も、概してこの傾向ですすんでいるらしい。ホッとする。
意外に地味だね。木材と植栽によって、より目立たない。
テレビや新聞で紹介されるときは、ほとんどが上空からの姿。
あの楕円形のトラックと屋根が印象に残る。
そばで見上げるとこうなるのか、と新しい感覚だ。
優しい柔らかい感じは嫌いじゃないな。唐突に派手なものが出るよりいい。
日本の地味さや曖昧さがいい感じに出ている。
周辺の建物も、概してこの傾向ですすんでいるらしい。ホッとする。
久しぶりに千駄ヶ谷駅に降りた。国立競技場真ん前。
オリンピックに向けて、駅舎も大改造中。
改札口の真上、何やらいっぱいぶら下がっている。
照明、スピーカーに交じって、監視カメラがいっぱいある。
わかるけど、不気味な気分にもなった。
監視されるということと、監視の必要な事態が想定されていることが。
これを 安心ととらえるのか、わびしいととらえるのか。
気持ちはぐらぐら中心を探して大きく揺れる。
何より不気味なのは、この情景に、すぐ慣れてしまうこと。
いかん いかん。いつまでも揺れていよう。慣れこそ恐るべし。
銀座の教文館で、井崎さんの作品展が開催されている。2月6日まで。
小品中心で、たくさん並んでいるので、ゆっくり楽しめる。
今回の特徴は「杖」かな。
持ち手の部分にさまざまな工夫をこらしたもの。
人の身体を研究しつくした家具を作ってきた井崎さんらしい。
ひとつひとつ握って試してみたかったけど、誰もいなかったので遠慮した。
井崎さんに会ったら、苦労話を聞いてみたいな。
きっと、苦労話というより、楽しそうにいっぱい話してくれることだろう。
待ち合わせはお互いにわかった場所にする。
ところが、同じ「花屋」でも、思い違いで会えないことがよくあった。
このごろは、ケータイ電話というものがあるおかげでよくなった。
ところが困ったら電話すればいいという安心感で、かえってルーズになる。
同じ店でも銀座店と日本橋店をまちがえたことがある。
結果、しっかり遅刻となった。申し訳ないばかり。
ケータイを忘れて出かけたらもうあとでいくら謝ってもすまない。
なんとなく会えないで帰っていた時代が懐かしい。
会えなかった理由をいろいろ想像したことも甘酸っぱい思い出。
地下鉄丸ノ内線、新車両に乗った。
車両区切りのドアに、とっても和な模様があった。
やはり、オリンピック時期の外国人を意識してのことか。
まとい、三重塔、歌舞伎座・・・日本って、東京って、こうなんだ。
正確な説明はできないけど、日本人の顔をしていていいだろうか。
ひとつひとつ、日本を意識したデザインが東京に増えていく。
今頃か、という気持ちもちょっとあるな。
地元民が地元を意識するのは、地元以外の人の目を意識するとき。
根っからの東京人でない者からすると・・・遅いよ!