心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

ケーキの話 その1

2021-03-31 23:18:26 | 日記

買い物ルート上にあるお気に入りのケーキ屋さん。

この日はお休みで、裏口の段ボールが目立っていた。

つい、何が入ってたのか と覗き込んでしまった。

イチゴとオレンジのよう。しかも、立派なもの。

やっぱりそうだよね。

物知り顔で納得してみた。

美味しいものは、美味しいものからできている ってことでしょ。

買うことはできなかったけど、次への期待が高まった。

問題もある。

この店、ケーキがなくなるのが早い。

買い物を済ませてから買おうと寄ってもショーケースは空っぽ。

でも大丈夫。次の楽しみが増えただけだから。


紅白のつぼみ

2021-03-30 22:22:08 | 日記

紅はアゼリア、白はレンギョウか。

揃ってつぼみというのが「いざ、春」の感。

アゼリアは、ゴルフのマスターズに欠かせない花だった。

オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの13番は通称「アゼリア」。

タイガー・ウッズが芝目を読むその姿の背景には満開のアゼリアがあった。

去年のマスターズはコロナの影響で秋になった。

今年はいつも通りの春。でも先日の事故で負傷したタイガーは、今年は見られない。

見るだけゴルフが趣味なので、技術は耳年増。

毎年 マスターズの期間は寝不足。

見るだけなら、難しいコースほど面白い。

自然破壊とか男女差別とか、何かと問題視されるゴルフ。

でも、楽しみなんだよなー。

人生、矛盾の海を彷徨うものか。


「猫の手研究所」通信 34

2021-03-29 22:15:56 | 記憶のかけら

海に沈む夕陽。何年ぶりだろう。日本海に太陽の名残りがきらめく。

人探しの依頼は続いている。

残りの葉書を頼みに、ふみさんの痕跡を追って遠出したのだ。

一枚目の葉書の住所を確認した後、紳士を尋ねた。

どこまで調べる必要があるのかを確かめる必要があった。

遠出するには日数も費用もかかる。

そのことを相談しておかなくてはならなかった。

紳士の話では、しばらく続けてほしいということだった。

母上が最後まで大切にしていたのが ふみさんからの葉書。

母上のふみさんへの気持ちを伝えたいのだそうだ。

母上は、そこそこの遺産を残されたという。

相続人は紳士のみ。

遺産の使い道もないので、費用の心配はしなくていいとのこと。

なんというありがたい話。

早速 レンタカーを借り、猫殿と一緒に旅に出たという訳だ。


たまごを飾る

2021-03-28 23:01:50 | 日記

たまごの作り物が飾られていた。なんで ?

後ろから「そうか、そろそろイースターだね」と聞こえてきた。

イースターエッグなら、ぼんやり知ってる。

キリストの復活を祝う日で、たまごをモチーフにしたものが溢れる。

お菓子売り場はチョコレートのたまごがいっぱい。

キリスト教では子供たちがたまごを探すイベントらしい。

ウサギが隠した(実は大人が隠した)たまごは、茂みの中にある。

見つけたら食べていい。今はたまごでなくてお菓子。

だからチョコレートなのか。

ちなみに今年の復活祭は4月4日だそうだ。

たまごにも復活祭にも興味はないけど、チョコは買おっかな。


いつもか いつも でないか

2021-03-27 23:34:08 | 日記

満作越しの夕陽。いつも見ているようで、いつもとは違うような。

同じことが繰り返されているように見えて、実は同じではない。

禅問答のような なぞなぞのような 捉えどころのない話。

「いつもそうだよね」と言われたらどう思う ?

「そうか、いつもと一緒に見えるのか」と安心する時もある。

「なんでひとくくりにするのか」とイラッとすることもある。

だいたいは「人は人のこと、たいして気にしてないから」と聞き流す。

「いつもの所で1時」と聞いて、いつもの待ち合わせ場所に行ったらいなかった。

携帯が鳴って「どうしたの ? いつもの所にいるよ」と。

あっ、そっちか。急いで移動したことがある。

お互いの「いつも」が違ってた。そんなもんだよね。