心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

可愛いトイレ

2020-08-31 22:07:49 | 日記

公園にトイレがあることは気づいていたが、こんなに可愛いとは・・・

通りかかった時に運よく中が見えた。

たまたまご近所の方が清掃していた。

「子供さんたちがよく使うので」という話だ。

公園のトイレと言うと、薄暗くて入りにくいイメージ。

ここは町内で管理しているのだろうか。

以前、トイレの扉に戸惑ったことがある。

足と顔が見える状態で用を足さなければならないのだ。

外国人はその扉越しに話したりするとも聞いた。

開放的なトイレには馴染みがなかったので、結局使えなかった。

洗浄ボタンが見当たらなくて慌てたこともある。

この頃は、人は何もしなくていいものも多い。

それに慣れると、何もしないで出てしまい、あとで慌てることもある。

トイレは面白話やヒヤヒヤ話に事欠かない。


ささやかな収穫

2020-08-30 22:57:25 | 日記

鳥の残してくれたブルーベリー。ささやかだけど、立派な収穫だ。

毎年、少しずつ実が大きくなっているような気がする。

枝も伸びて花は賑やかになってきている。

多分、鳥たちも楽しみにしてくれているに違いない。

前の家に、さくらんぼの木があった。

春には満開の花を楽しませてくれて、初夏にはたくさんの実をつけた。

ただ、収穫はひと枝と決めていた。

鳥たちが受粉をしている現場を見てしまったから。

そのひと枝の収穫だって、大騒ぎ。

人が木に近づくと鳥たち(主にヒヨ)が威嚇するのだ。

食事の優先順位も、まずヒヨ、その後スズメと決まっていた。

毎年、すみません、ひと枝だけいただきます とコソッともらった。

今年も、ブルーベリーをコソッと収穫させてもらった。


折り紙

2020-08-29 22:25:24 | 日記

薬局の受付に折り紙の恐竜。よくできている。

「作者は ?」と聞くと、背の高い若者が「私です」と。

「お上手ですね」と言うと、「はあ」とすまし顔。

それっきり奥へ入っていった。あれ ? 聞いちゃいけなかったのか。

それとも、その会話には飽きたというのか。

いやいや、あのすまし顔はドヤ顔にも見えた。

嫌なら置かないし、名乗りもしないだろう。

この薬剤師君はいささか難しい気性か。

ちょっと想像してみた。調剤室の隅っこで、コツコツ紙を折る。

出来上がったら右から左から上からと眺めて、うん とうなづく。

受付にいくつか並べて、動かしながら配置を决める。

それなりに気合が入っているはずだ。

そうか、照れ臭かったかな。悪かったな。

薬をもらいに来る人を和ませようとしてくれる気持ちに感謝。


訪問者

2020-08-28 23:09:52 | 日記

門をくぐり、玄関前で待っている。静かな密かな訪問者。

小さな葉芽はわずかな隙間をくぐり抜け、やがて侵入者となる。

夏休みでお出かけなのか、それとも訪問者を歓迎しているのか。

扉を見る限り、その違いはわからない。

何より、植物のたくましさに驚いた。

数日後、この訪問者は千切られて退散していた。

やはり歓迎はされなかったようだ。

風が訪問者を連れてくることもある。

春、大量の黄色い花びらが扉の前で丸まっていることがある。

渦を巻く風の悪戯。これは愛嬌たっぷりの訪問者。

夏、扉の開くのを待ち構えている訪問者もいる。

これは入ってきて欲しくない虫たち。

いやいや、もっと嫌われている訪問者がいる。ウィルスだ。


危ういことも普通のことか

2020-08-27 22:33:26 | 日記

敷地を取り囲むブロック塀に、金属のベルトがはめてある。

なかなか見ない危うさだ。

7年ほどこの状態が続いているのだろうか。

「所有者に改善を指導」しているとは、取り壊し指示か。

危険を回避するには、それしかないだろう。

敷地内には住宅があるので、代わりの塀を設置することになる。

所有物を行政側が勝手に処分することはできない。

多分、周辺の住民からは苦情が出てるだろう。

役所の人は、苦情を聞き、説得に行き、張り紙をし・・・

結局は何もできない。でも「やってます」感は出しておく。

何が正解かは誰にもわからない。多分正解はない。

それが暮らしていくってことなのかもしれない。

助け合うのも迷惑掛け合うのも、共存すればこそ。

共生、共存には共通の文化が必要。

その文化だって、たえず動いている。

いつも、正解のない中で、何かを決断しながら生きなきゃなんない。

生きることの奥深さ というか危うさみたいなものか。