魚・あひる・トカゲを隙間なく組み合わせたもの。
それぞれ 水・風・地を象徴していて「三元素」を主題としたもののひとつ。
赤いトカゲに気を取られて、あひるを見落としそう。
あひるの純白に注目するとトカゲや魚を見失う。
まさにエッシャーマジック。
魚・あひる・トカゲを隙間なく組み合わせたもの。
それぞれ 水・風・地を象徴していて「三元素」を主題としたもののひとつ。
赤いトカゲに気を取られて、あひるを見落としそう。
あひるの純白に注目するとトカゲや魚を見失う。
まさにエッシャーマジック。
友人の家には広い庭がある。以前は水生植物が並んでいた。
今は千日紅が一面に広がって、鮮やかな空間になっている。
花の形は似ていても、吾木香の落ち着いた色と違って、華やか。
一色で埋め尽くしているのは、手のかかる仕掛けだろう。
夏の締めくくりにぴったりの旅だった。
時空を飛び越えたかと思う瞬間だった。
友人の家に行く途中、ええーっ、こんな風だった ? 何度か訪れていたのに。
そういえば、いつも夜だったか。明るい時間帯に来たのは初めてかも。
基礎石はお寺ぐらいでしか見なくなってる。
板戸のそとに格子戸。手の込んだ作り。
街並み保存を努めている所で見かけるくらい。
今は無人だというから、いずれ取り壊されるんだろうな。
民家・民具は大切にされないのでどんどんなくなっていく。
少し寂しい気持ちになる。
新幹線、最終に近い終点間近。
ぐったりして寝ている人がほとんど。
と言っても この車両にはもう数人しか残っていない。
やっとの思いで目を開けると、気になるものが・・・
網棚(今はもう網はないけど)にポツンと紙袋。
急に目が覚めた。
近くに乗客はいない。忘れ物に違いない。身に覚えもあるし。
疲れて寝入ってしまうと、慌てて降りるから棚の物まで気が回らない。
小さな、しかも追加した荷物は忘れやすい。
はてさて、この紙袋、この先どうなるんだろう。
太陽があって、月があって、雲があって、風があって・・・
空にはいろんなものがある。
ところが「空」は「そら」でもあり「から」でもある。
からっぽにこの字を当てる。
以前、「そら色」というのがあった。絵具とかクレパスとかに。
くっきり晴れた昼間の青がそれだったように思う。
油絵具を知ってから 「青」の種類の多さに驚いた。
そして、そうだよ とも思った。
空の色は無限だし、奥行きを感じると色以外のものも見えるよう。
いつも ワクワクして空を見ている。怖さを覚えながら。