心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

「高橋静江」個展

2019-05-31 23:06:29 | 展覧会

高橋さんの個展会場。大きな作品4点を含む9点が整然と並ぶ。

清潔感のある色彩と歯切れの良いタッチは好感がもてる。

初めての個展ということで、「毎日興奮状態」とのこと。てことは次もありそう。

銀座四丁目の ギャラリー58 で、明日まで。

一週間、作者が常駐することは、なかなかしんどい。搬入と搬出もある。

食事をとるのも難しい。楽しくなければ続かない。でも、間違いなく楽しいのだ。

誰かが自分の作品を見ながら話しているのを、こっそり聞いているのもおもしろい。

テーマについて、タイトルについて、技法について、いろいろ語っている。

当たっていることも、見当はずれのこともある。

見当はずれの場合は、なぜそうなのかをヒントとしてもらう。

なにより、作者を目の前にしては決して言わないことを聞けるのがいい。

見てもらえていること自体、ありがたいことなのに、ヒントまでもらえるとは。


「池田 茂」展

2019-05-30 22:12:42 | 展覧会

湿度まで伝わってくるような人物画の案内状がきた。実物大くらいだろうか。

6月3日から銀座の新井画廊で。

池田さんの人物画は、椅子や楽器をアレンジするものを多く見てきた。

去年からは着物がそれに代わっているようだ。

精緻な描写と背景の処理のうまさは さすが。

タイトルの「わたしの想い」の「わたし」はモデル? 作者の想いでもあるのか。

タイトルには、作者の仕掛けがある。それも見る側の楽しみのひとつ。

タイトルは全く気にしない作家もいるし、しっかり作り込む作家もいる。

今までで、タイトルがもっとも気になった展覧会のことを思い出す。

数十点の全部に「無題」というタイトルが付いていた。

特別なこだわりなのかと深読みをしてしまって、絵のことを覚えていない。

なんてこった❗


富士のお膝下

2019-05-29 22:23:38 | 旅行

 

富士山の裾野。それだけが注目されることはあまりないかな。

あの整った姿は裾野あってのもの。

静岡からの富士山と山梨からの富士山、美しさを競い合っている。

裾野を考えると静岡のほうに歩がある。

何者も寄せ付けない位置取りと、着物の裾を広げたような優雅さがいい。

この裾野、近寄ると眺めが全く違うらしい。

木のある所はゴミが、木のない所は石がごろごろ、と聞く。

とりあえずそれは忘れて、見た目に滑らかな柔らかな曲線を味わいたい。


接地極って?

2019-05-28 23:26:47 | 日記

毎日のように通っているのに、初めて見た。日付を未見ると、二年半前。

接地極? 埋設票? 90度とか接地種別も ???

Ω とあるので電気関係の標示と見えた。アースのようなモノ、避雷針かな?

自分なりの納得は得られたが、用途はまだ未解決。でも、きっと大切なものだ。

知らなくてもいいのかなぁ。たぶん、専門家向けの情報なんだろう。

気づかないもの、理解できないもの、いっぱいある。

知らないところでいろんな人に、いろんなものに、守られているんだね。

 


蔓? 蕎麦?

2019-05-27 23:54:55 | 日記

ちょいちょい見かけるかわいらしい花。名前がわからなかった。

グランドカバーに重宝されていることだけはわかったので、ネット画像から探した。

AI搭載のカメラなら、撮影すればすぐ名前がわかるらしい。

そんないい話はないのでひたすら画像検索!

やっとたどり着いた名前は ヒメツルソバ。 どこが ソバ?

小さいから ヒメ、蔓性だから ツル は納得。

今度は名前からの検索。蕎麦の花に似ているからとわかった。でも、似てるか?

ま、そんなこんなで探索終了。

イッパツでわかるのも便利でいいけど、花名探査も楽しいよ。