心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

おいしい便り、うれしい味。

2018-08-19 23:33:41 | 日記

二日ほど、秋のような気持ちのよい日がつづいた。そして、Kさんから梨が届いた。

ぱんぱんに張ったみずみずしい果実。あふれる香りの豊かさ。部屋中が秋になった。

そして、毎年届く梨の味に、Kさんとの想い出と感謝の気持ちがあふれる。

梨といえば二十世紀梨、という時代があった。

そう、今はもう二十一世紀なので、変わるのも当然か。

これは、幸水らしい。ていねいに梨の種類と出荷時期が写真付きで入っていた。

梨ばかりでなく、最近はどの果物もすばらしいできばえ。

栽培技術の進歩なのか。消費者の欲求以上の進歩。

甘くて柔らかいりんごを食べながら、固くてすっぱいのもよかった、なんて言う。

ぜったい、今のりんごのほうがおいしいのに。まるであまのじゃく。

大きくてあまーいいちごにもひと言のたまう。酸味がないね、なんて。

ただ、みかんだけは言わせてほしい。

みかんの酸味はどうしてもほしい。夏みかんを口をとんがらせて食べた記憶が懐かしい。

単なる郷愁なんだろうか。ほんとのところはよくわからない。