心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

「片岡みい子の世界」展

2019-01-31 23:14:32 | 展覧会

みい子さんがいなくなって2年。預かっているロシア雑貨の紹介も終わった。

そして、ご友人たちの手で、三回忌を「片岡みい子の世界」展として催すことになった。

池袋西口の東京芸術劇場の地下にあるギャラリースペース「アトリエウエスト」で。

2月14日から17日までの4日間。夜9時(最終日は8時)まで。

彼女の幅広い活動の一翼となる絵画の世界を是非味わっていただきたい。

植物も自分のからだも同じ重さで大切に生きていたみい子さん。

鳥の姿に自分の生き方を映し、あふれる愛情を多彩な色に込めた。

独特の世界観が体感できる展覧会になるだろう。


もう始まっていた

2019-01-30 23:20:24 | 日記

のりかえ駅のデパートのポスターを見て胸が高鳴った。

チョコ好きにはたまらない季節がやって来た!

どのデパートも大々的にチョコイベントを仕掛ける。

チョコレート専門店も、目新しいものを出す。

あちこち巡って珍しいのをさがさねば!

お目当ての店が年々増えていく。カカオの種類も増えていく。

楽しくて仕方がないけれど、値のはるものの多いのが悩み。

毎年予算を上げているのに間にあわない。

2月のチョコイベント、今やプレゼントは主流ではない。

ほとんどは自分用。ってのは言い過ぎ?

何でもいい。とにかく美味しくて夢のあるチョコレートに出会えればいい。


夜道に迂回

2019-01-29 23:22:57 | 日記

夜、住宅街を歩いた。広い車道の片側に、広い歩道が付いているので、歩きやすい。

と思っていたら、突然歩道が消えた。ずうーっと先まで工事中。

昼間なら安全係の人が歩行者に配慮してくれるのだろうけど、誰もいない。

えーっ、どこ歩けばいいの?

車道を通る車は少ないから、そっちへ ということか。

いやいや、こんな暗い道、めったに車もないから、かえって心配。

だって、人も少ないから、運転する人は車道に歩行者がいることすら気づかない。

しかたなく、遠回りになる道を行くことにした。

重い荷物をもっていたし、疲れてもいたからほんとガッカリ。

せめて、もう少し短かい区間の工事にできないものだろうか。

そういえば、この辺りのほとんどの人が自家用車で移動する。

夜道をとぼとぼ歩く人の存在は 想定外なのかもしれない。

少数派の希望は叶えられにくい。弱者の気持ちは伝わりにくい。

そんなことを考えながら歩いていると、ますます情けなくなった。


春の気配

2019-01-28 23:10:11 | 旅行

ちょい旅で出会った老木。まさに、苔むした・・・

葉を落とした幹はその存在感を増す。空気は冷たくても日差しは暖かい。

すぐそばに、春の準備をする枝を見つけた。もう限界というくらい膨らんだ花芽。

2、3日後なら、開いたばかりの初々しい姿を見られたのかな。

同級生が長期旅行を楽しんでいるようで、珍しい写真が届く。

大きな旅行は10年以上していない。

うらやましいのはもちろんだけど、小さな旅の楽しみかたもある。

小さい分だけ小さなものが際立つ。

それを積み重ねて、いつか、かなうなもしれない大きい見方の練習をしておこう。


本美濃紙

2019-01-27 22:01:28 | 旅行

岐阜駅に、美濃紙を紹介するコーナーがあった。ごく短い期間だったけど。

美濃和紙は、強くてしなやかで、いい紙だと思っている。

どんな説明か、じっくり読んでいて、ちょっと気になることがあった。

生産者は「本美濃紙保存会員」でなくてはならないらしい。

製法や製品の品質を保証することで「本」美濃紙を守るためなのはわかる。

会員は、それをしっかり守っている人ということなのかもしれない。

「本」をつけとる、不思議な効果がある。

接頭語の「本」は、「正式な」「本当の」の意味で使われる。

「本美濃紙」の場合は、正式に認められる美濃紙ということになる。

保存会の会員が作った、正式に認められる美濃紙。それ以外はただの「美濃紙」。

多分、「本」の付いているほうは、付いていないものより値段が高いんだろうな。

美濃で買った紙の靴下、とてもいい。「ほんもの」じゃないような気がするけど。