心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

歩道の上空

2023-01-31 23:25:07 | 日記

買い出しの荷物が重い。

よいしょっと袋を担ぎ直すと上空が明るかった。

夕方なのに、結構明るい。日差しは春に向かってんだな。

店も商品もふんだんにあって、街は暮らし易い面がある。

裏腹に空は小さい。空気が窮屈。風が不自由。

住む場所は選べるというけれど、本当かな。

流れで住み着き、それなりの「住めば都」に諦めちゃいないのか。

今に不満があるわけではない。だからと言って、これだけとも思えない。

思い切って移住する人を見ていると、何が違うのかを考える。

結局よくわからない。つまり 自分は自分を選べない。

変わることは怖く無い。けれど変えるのは別のこと。

少し先の小さな通し穴を覗いているような感覚。

ビルの隙間から見ている、まるでこの空だな。


解体と破壊

2023-01-30 23:40:00 | 日記

解体現場に遭遇すると必須でカメラを向ける。

解体の後には何かが始まる。それが楽しみなのかな。

解体と破壊は似たような現象を指す言葉。

使われ方には大きな差がある。

解体には人の積極的な意思がある と思う。

破壊は意思があるかどうかとは別に、残念な感想がつきまとう。

気になるのは「堤防を破壊する」件。

堤防は意図して造る、または意図して残した結果だと思う。

水は堤防を破壊するけど、作り直す為の工事を解体とは言はないような気がする。

それよりもっと気になるのは 環境破壊。

意図もしていないのになくしてしまうのか。

堤防は再構築できそうだけど、環境の復元って・・・


火が恋しい

2023-01-29 23:44:01 | 日記

ストーブの無い朝は考えられない。

暖炉があれば・・・と何度思ったことか。

その度に「薪はどうする」「掃除は誰が」と考えて、はぁ〜。

いいよ、ガスストーブ。すぐ温まるし、動かせるし と強がってみる。

この寒さ、いつまで続くのだろう。

東京は大雪にならずに済んでいるからありがたい。

来月から中学と大学の同窓会が続く。

自分も新幹線移動するし、さらに遠方から参加する人もいるのだろう。

雪が心配で出かけられない人だっているはず。

ストーブでしのげる寒さぐらいは静かにしておくほうがいいな。


極寒の中の春爛漫

2023-01-28 23:10:05 | 日記

春節が近い。中国人を迎え入れる準備か。

春イメージの暖かい柔らかい色合いの花籠。レンギョウもある。

中国では濃赤色、鮮やかピンクが好まれるよう。

これは中華街で感じたイメージでしかないので悪しからず。

中華街もずいぶんご無沙汰してるな。

もう覚えている店もないかもしれない。

横浜と神戸しか知らないので、どれだけ「中華街」を理解しているか怪しい。

とにかく美味しいものがどっさり出てくると覚えてる。

店の人同士は中国語で会話してる。

頼んだつもりのものが違うこともよくある。

言葉の発し方や聞き取り方が違うのかもしれない。

それでも気にせずにそのまま食べた。新しい出会いと思って。

来年になったら、行けるかもしれない。その日を楽しみにして待つよ。


どう見せたいのか

2023-01-27 23:13:26 | 日記

大きな大きな工事現場。しっかりフェンスで囲まれている。

交差点に面している一角が花壇になってる。

最近はそんな図柄まで・・・と思ったら、リアルだった。

造花とはいえ、立体の鉢植え。

これ、通る人を安心させるため ?

樹や親子連れの姿をのプリントしているフェンスを見たことはある。

誰がどんな目的でそのデザインを選んだのか、いつも不思議に思ってた。

現場好きにとっては、工事の進捗状況を見せてもらったほうが嬉しい。

どんなにいいイメージを出したところで危険な場所。

どう危険かを見せたほうがフェアなような気がする。

12年前のことを思い出す。

鉄骨が露わになった原発の横に爽やかな波の描かれた外壁があった。

爽やかで長閑な見せ方を強調するものは要注意かも。