心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

?の下の力持ち

2020-06-30 21:35:18 | 日記

何年いや何十年前に 植えられたのか。

根元を覆っていた鉄の網が荒れている。根っこに持ち上げられている。

少しずつ少しずつ根っこが地中で育ち、ついに溢れ出した。

とんでもない重さの鉄が、じわじわ上がって来た。のかな?

縁の下の力持ちって、こんな感じなのかな。

人の目に触れることなく地道に頑張ってる。

大きな木をしっかり地下で支えている。

それが露出しちゃうと別物になっちゃう?そんなことないよね。


上れない棒

2020-06-29 23:14:38 | 日記

小学校の校庭。上り棒に「つかえません ✖ 」と張り紙。

これじゃあ 「上り棒」でなくて「上れない棒」だ。

ジャングルジム、鉄棒にも同じ文言があった。

小学生同士の間接的な接触感染を防止するためか。

この様子だと、校舎内にもいろいろな張り紙があるんだろうね。

いろんな制約があって気の毒と思う。のびのびしたいのにね。

でもね。年寄りに言わせれば、それは普通のこと。

人生のいろんな場面で理不尽なことは起こる。

世の中、理不尽はごろごろしてる。

なぜそうなのかをひとつひとつ確認して消化するしかない。

それを乗り越えて(やり過ごして?)生き抜いてくれ。


先の楽しみ

2020-06-28 23:00:37 | 日記

紫陽花兄弟(姉妹?)の末っ子。これから膨らむぞー!

運よく大きな先輩の間に首を出せた。

色づきもまだまだ。梅雨もまだまだ。ゆっくり開いていけばいい。

数えたことはないけれど、いくつ開けば満開になる?

花芽は去年の夏に決まっているらしい。

咲く順序も決まっているのだろうか。

花色は土壌によって変わるという話がある。

稀に、一株で多彩な色を見せるものもあるとも聞く。

結局、誰にも先のことはわからないってこと?

色はともかく、付けた花芽が最後まで咲いてほしいな。


徳川黎明館

2020-06-27 22:58:40 | 日記

普段は門がしっかり閉められていて見ることのできない建物。

保存のためだろう、工事車両が入ることがときどきある。

その時だけ正面玄関が姿を現す。

昭和7年くらいの建物らしい。今は資料館となっている。

名古屋にも同じ法人の徳川美術館がある。

そこの広間であった結婚式に出席したことを思い出した。

広い和室で趣のある披露宴だった。

和室の披露宴といえば、子供の頃の記憶がある。

叔母の結婚式で、宮崎県のI家の本家とやらで盛大に行われた。

幼い私は珍しい光景にはしゃいでいたらしい。

来賓のお膳のさくらんぼをおねだりしたのだと後で聞かされた。

今思えば、缶詰のさくらんぼだ。きれいな色が嬉しかったようだ。

最近、佐藤錦とやらの立派な果実を果物屋の店頭でみる。

当時九州では珍しかった生のさくらんぼ。今は普通に並んでいるだろう。


気持ちのいい朝

2020-06-26 22:49:58 | 日記

そろそろ寝ようかと思ったら空が明るくなってきた。

こうなったら空を眺めるしかないな。

ちょうどいい雲がある。けっこうな速度で移動してる。

朝日に誘われて急いでどこへ行く?

太陽が昇る前に行くところがあるみたい。

自分の行くべき場所があるってのはいいね。元気になる。

行くために生きてるって思える。目的ってやつだ。

でもね、目的がなくても生きていられる。

ちゃんと説明できるわけではないけど、体験的に感じてる。

雲が動いているだけで、肌が幸せを感じる。

薄紅色の雲肌を見て、気持ちがふわっと軽くなる。