Fly…Little Wing

手作りRCグライダーの記録

軽DLGを作りましょう(10)

2009年01月17日 | Egret (軽DLG)
 いよいよテスト飛行。
 電池はリポ1セルの300mAhを使用。重心合わせに15gほど錘を載せる事になった。
 ノーズを短く設計したのが原因。まぁ覚悟の上の事。
 リポ1セルの意義は、省スペースのため。みたいなものなってしまった。
 今の時点で総重量は207g


 テスト飛行には風が強いかな?置いた機体が裏返るくらいの状況。
 そんな中でのグライドテスト。
 難儀するだろ予想に反して、素直に飛んでくれた。
 角舵のトリム、操作角をすり合わせて行く。

 後ろ重心気味だけど、水平尾翼を翼型に成形したせいか、突っ込み姿勢をとる事がある。
 重心位置・エレベータ・トリムともに調整が必要だ。
 滑空は自作機中一番伸びてる気がする。主翼後縁を縦目バルサにして研ぎだした効果があったみたい。


 フラップはスピード・クルーズ・フロートの3モードを設定。
 エレベータ・ダウン・ミキシングとともに調整必要。
 ブレーキとしてフルダウンさせると、機首上げが激しく、エレベーターダウンが追いつかない。
 下げ角度は半分程度で良さそうだ。

 ボチボチ調整が取れたところで、ディスカス・ランチで上空へ上げる。
 軽いランチなので、ラダーのオフセットは要らなかった。
 上空では風が荒れているようで、機体が翻弄されたり、バックしたりと調整どころじゃない感じ。
 そんな中コントロールできる出来てるので、舵の効き具合は問題ないようだ。


 3点フラップの効果は、強風下の状況ではよく判らなかった。
 でもブレーキの効果は抜群。機首下げ約30度の姿勢で、ゆっくりと降りてくる。
 その姿に、思わず笑ってしまった。

 1年ぶりの自作機が、無事に滑空し手元に戻ってきた事が、何より嬉しい。
 これから深くて広い調整の森に進んでいこう。
 その森を抜ける時に見る光は、きっと素晴らしいものと期待しながら…。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
祝!初飛行 (ハマさん)
2009-01-17 22:06:34
強風のようでしたが、初飛行おめでとう
ございます。
これからの、調整が楽しみですね。
私も1200ミリを計画しております。
図面はすぐに描けるのですが、
そこからがなかなか手に付きません。
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無事初飛行 (Singha)
2009-01-18 18:59:40
強風でしたが、無事に手元に戻る事が出来ました。
穏やかな日に、調整を進めて生きたいですね。
1.2~3mクラスは取り回しが楽ですし、飛びや浮きも納得できるサイズですね。(ミニクラスよりも楽しめると思っています)
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初飛行 おめでとうございます。 (蛸林)
2009-01-18 20:42:38
Singhaさん もう初飛行されたんですね。
ちょっとコンデションが良くなかったようですが、トラブルもなさそうで良かったです。

FF だと、少しでも揚力を稼ぐ為に揚力尾翼というのは聞きますが、RCだとどうなのでしょう?
上手く調整すると、前重心でも速度を上げても姿勢変化がなくなるのでしょうか?

ブレーキですが、FFだと水平尾翼を大きく跳ね上げて、パラシュートのように落ちてくるようですが、フラップ付きは、未体験なので興味津々です。

私も、製作休止中の1.2mのHLGの方も手をつけなくてはと思ってしまいました。
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揚力尾翼とフラップと (Singha)
2009-01-18 22:43:17
蛸林さん、昨日は午前中おだやかだったので、この機をを逃すまい!と、午後から出かけたのですが、風が出てしまいました。

水平尾翼は底面フラットの翼型(クラークY似)にしてしまいました。(本来はHT22だったかな?)
そのせいか、速度が増すにつれ尾翼の揚力が増すようで、機首が押し下げられる印象があります。
ですのでトリム合わせの見極めが難しいです。

定常速度・旋回を主とするFF機では揚力尾翼は効果的ですが、動き回るRC機では一寸扱い難い面があるのかな?と思います。

フラップはダイビング・ブレーキとして気に入りました。
本文にあるように、結構な突っ込み姿勢なのにハンドキャッチ出来そうなスピードで降りてきます。
ただ、その状態で横風を受けると、もんどりうって堕ちます。
ラダー機では一工夫必要だった速度調整が、自在に出来る。プラス・ワンの面白みもあります。
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