毎日プール・中抜け・カラ出勤…大阪市職員１２１人処分

毎日プール・中抜け・カラ出勤…大阪市職員１２１人処分
読売新聞(05月14日00時26分)

　大阪市は１３日、職場を勤務中に抜け出す「中抜け」や、出退勤時刻の記録用カードを同僚に記録してもらう「カラ出勤」によって、勤務時間や手当をごまかすなどしていた１２１人を処分したと発表した。
　このうち２００３年度以降、８０６日間、勤務時間中、職場を離れてスポーツ施設の温水プールに通っていた建設局の辻井弘至職員（４０）を懲戒免職とした。
　処分は、ほかに諭旨免職１人、停職２８人、減給１６人、戒告１８人、文書訓告３７人、口頭注意２０人。市によると、辻井職員は「０４年度から昨年１０月まで、ほぼ毎日、職場を抜け出していた」と説明しているという。
　諭旨免職となった同局職員（４７）は、部下がマンホール内で勤務したと日報を偽造し、特殊勤務手当３万３０００円を不正受給させていた。「親族が亡くなった」とウソをついて忌引休暇を取得した都市整備局などの５人は停職３か月～１０日間とした。昨年以降、職員のカラ出勤などが発覚したのを受け、市が全職員の勤務実態について調査を進めていた。
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ここまで来ると、よくもまぁ、怠け者を採用したものだなという気になるね。
採用試験や面接くらいで、人間の本性は分からないとは言え、こんなに多数の怠業処分者が出るとなると、人事責任者の首も飛ぶべきじゃないのかな？

しかし、学力だけが人間の資質だけじゃ無いとは言え、この辻井みたいに、毎日サボって生きることしか考えない人間が、公務員試験を受かる学力があるとは、常識的には想像がつかないんだけど、どんな採用基準をしていたのかなぁ。

こういう多数の処分者が出る職種って、やっぱり偏っているのかねぇ？
何でもありの地方公務員の世界とは言え、一般行政事務だと、簡単に中抜けはできないだろうしさ。

懲戒処分はもちろんだけど、きちんと給与を再計算して、不当に支払われた分は１円まできちんと調べ上げて、延滞利息を含めて、損害賠償請求してしかるべしだな。

そういえば、奈良県職員が数年間勤務しないで、給料ただ取りしていた事件もあったけど。
怠業を繰り返す職員の出自に、何らかの特徴があるのなら、その点もきちんと公表すべきだと思うけど、大阪じゃ、怖くて出来ないのかもねぇ？