昨日たまたまウェブで調べものをしていたら、香港の男性の
平均寿命が、日本を超えたという事実を知りびっくりしました。
まさか、香港がそんなに長寿国だったなんて、想像だにして
おりませんでした。
国連人口基金(UNFPA)というところが、毎年、世界人口白書を
出しているようなのですが、2007年の6月に発表された白書に
よれば、男性の平均寿命の国別ランキングは以下のようでした。
第一位 アイスランド 79.5才
第ニ位 香港 79.2才
第三位 日本 79.1才
第四位 スウェーデン 78.6才
第五位 オーストラリア 78.4才
第六位 イスラエル 78.3才
第七位 スイス 78.2才
第八位 カナダ 78.1才
第九位 ノルウェー 77.7才
第十位 ニュージーランド 77.6才
(ちなみにシンガポールは11位の77.5才でした)
何となく観光的に透明感があって美しい国が並ぶ中、香港の
二位は意外です。これは男性のランキング。では女性はどう
なんでしょうか?こちらが女性のランキングです。
第一位 日本 86.3才
第ニ位 香港 85.1才
第三位 スペイン 83.7才
第四位 スイス 83.7才
第五位 イタリア 83.5才
第六位 フランス 83.4才
第七位 オーストラリア 83.4才
第八位 アイスランド 83.2才
第九位 カナダ 83.0才
第十位 スウェーデン 82.9才
さらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ↓
http://memorva.jp/ranking/unfpa/index.php
男女ともに香港の意外な健闘が光っています。イスラエルや
日本は別にして、なんとなく空気も奇麗で、平和でのどかな
国が並んでいるなか、香港がどうしてこんなに平均寿命が高い
のでしょうか?
医療水準の向上だとか言っても、香港の医療が世界的にそれほ
どずば抜けているわけではないのでしょう。空気も奇麗では
なく、美しい自然に恵まれているわけではなく、街を歩けば
ごみごみしていてストレスだらけのこの国がどうして長寿国
なのか疑問がどんどん湧いてきます。
ある記事によれば、調査会社が香港市民の価値観を調べたそう
なのです。10年前は41%しか重視していなかった「健康」が、
84%で首位の項目になったとか。この健康重視は、2003年の
SARSがきっかけになったのではと評論家は分析しています。
また別の調査で、香港のレイシ(霊芝)の販売量が10年間で
1183%も増えたというデータもあります。購入している人の
割合が最も高かった健康関連商品だったということです。
ひょっとして、香港の人々の長寿の秘密はレイシだったりして。
こんな発言をすると世界的にレイシがブームになってしまうかも。
また、日本食は健康に良いとされ、日本食への関心が香港では
非常に高くなっていますが、10年前には283軒しかなかった
和食レストランが、2005年には592軒に倍増していたそうです。
その他、豆乳とか、亀ゼリーとか、中国茶とか、身体によさそう
な物が町中に溢れています。こういうものなども長寿に繋がって
いるのでしょうか?
Wy Wifeは、私に100歳まで生きろという要望をことある
たびに言うのですが、香港が長寿国だというのはまさに奇遇です。
ファーストフード育ちの日本人よりも、お粥とかのヘルシーな
食事の香港人のほうが、やがてもっと長生きするという感じは
ありますが。
あと、香港に来て、老人が坂道をすたこら登っていくのを何度も
見るにつけ、香港は老人には大変な国だなと思ったのですが、
これがひょっとして健康に繋がっていたのかもしれません。
運動不足の自分は、坂道を登るとすぐに息切れしてぜーぜー
言ってしまうのですが、老人にとってはこれはすごくいい運動
になっていたのかもしれません。また、決して歩きやすくはない
香港の歩道は、注意力ととっさの瞬発力が必要です。こういう
環境にいると、ぼける暇がないかもしれません。
また、別のデータでは、香港の喫煙率が日本に比べてかなり低い
というのが出ていました。これも長寿の秘密かもしれません。
私はタバコは吸わないのですが、うちの会社の現地人社員の
Juneはたまに道路でタバコを吸っていますが...
香港にいる老人たちは、また精神的にも楽天的に生きているの
かもしれません。上海などでは、みんなやたら怒っていて、
ストレスだらけという感じがしますが、香港は意外とのんびり
しているのでしょう。娯楽は麻雀とか競馬くらいしかありま
せんが。
う~ん、香港って実はすごい国だったんですね。
平均寿命が、日本を超えたという事実を知りびっくりしました。
まさか、香港がそんなに長寿国だったなんて、想像だにして
おりませんでした。
国連人口基金(UNFPA)というところが、毎年、世界人口白書を
出しているようなのですが、2007年の6月に発表された白書に
よれば、男性の平均寿命の国別ランキングは以下のようでした。
第一位 アイスランド 79.5才
第ニ位 香港 79.2才
第三位 日本 79.1才
第四位 スウェーデン 78.6才
第五位 オーストラリア 78.4才
第六位 イスラエル 78.3才
第七位 スイス 78.2才
第八位 カナダ 78.1才
第九位 ノルウェー 77.7才
第十位 ニュージーランド 77.6才
(ちなみにシンガポールは11位の77.5才でした)
何となく観光的に透明感があって美しい国が並ぶ中、香港の
二位は意外です。これは男性のランキング。では女性はどう
なんでしょうか?こちらが女性のランキングです。
第一位 日本 86.3才
第ニ位 香港 85.1才
第三位 スペイン 83.7才
第四位 スイス 83.7才
第五位 イタリア 83.5才
第六位 フランス 83.4才
第七位 オーストラリア 83.4才
第八位 アイスランド 83.2才
第九位 カナダ 83.0才
第十位 スウェーデン 82.9才
さらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ↓
http://memorva.jp/ranking/unfpa/index.php
男女ともに香港の意外な健闘が光っています。イスラエルや
日本は別にして、なんとなく空気も奇麗で、平和でのどかな
国が並んでいるなか、香港がどうしてこんなに平均寿命が高い
のでしょうか?
医療水準の向上だとか言っても、香港の医療が世界的にそれほ
どずば抜けているわけではないのでしょう。空気も奇麗では
なく、美しい自然に恵まれているわけではなく、街を歩けば
ごみごみしていてストレスだらけのこの国がどうして長寿国
なのか疑問がどんどん湧いてきます。
ある記事によれば、調査会社が香港市民の価値観を調べたそう
なのです。10年前は41%しか重視していなかった「健康」が、
84%で首位の項目になったとか。この健康重視は、2003年の
SARSがきっかけになったのではと評論家は分析しています。
また別の調査で、香港のレイシ(霊芝)の販売量が10年間で
1183%も増えたというデータもあります。購入している人の
割合が最も高かった健康関連商品だったということです。
ひょっとして、香港の人々の長寿の秘密はレイシだったりして。
こんな発言をすると世界的にレイシがブームになってしまうかも。
また、日本食は健康に良いとされ、日本食への関心が香港では
非常に高くなっていますが、10年前には283軒しかなかった
和食レストランが、2005年には592軒に倍増していたそうです。
その他、豆乳とか、亀ゼリーとか、中国茶とか、身体によさそう
な物が町中に溢れています。こういうものなども長寿に繋がって
いるのでしょうか?
Wy Wifeは、私に100歳まで生きろという要望をことある
たびに言うのですが、香港が長寿国だというのはまさに奇遇です。
ファーストフード育ちの日本人よりも、お粥とかのヘルシーな
食事の香港人のほうが、やがてもっと長生きするという感じは
ありますが。
あと、香港に来て、老人が坂道をすたこら登っていくのを何度も
見るにつけ、香港は老人には大変な国だなと思ったのですが、
これがひょっとして健康に繋がっていたのかもしれません。
運動不足の自分は、坂道を登るとすぐに息切れしてぜーぜー
言ってしまうのですが、老人にとってはこれはすごくいい運動
になっていたのかもしれません。また、決して歩きやすくはない
香港の歩道は、注意力ととっさの瞬発力が必要です。こういう
環境にいると、ぼける暇がないかもしれません。
また、別のデータでは、香港の喫煙率が日本に比べてかなり低い
というのが出ていました。これも長寿の秘密かもしれません。
私はタバコは吸わないのですが、うちの会社の現地人社員の
Juneはたまに道路でタバコを吸っていますが...
香港にいる老人たちは、また精神的にも楽天的に生きているの
かもしれません。上海などでは、みんなやたら怒っていて、
ストレスだらけという感じがしますが、香港は意外とのんびり
しているのでしょう。娯楽は麻雀とか競馬くらいしかありま
せんが。
う~ん、香港って実はすごい国だったんですね。