香港の中でも若者の集まる街、モンコツク(旺角)とかに行くと、
学習塾というか予備校というか、先生たちがずらりと並んだ広告
をいっぱい見かけます。この上の現代教育という学校の広告。
ずらりと並んだ男性陣。ホストクラブの宣伝かと思いきや、
一人一人よく見ると、ホストとしてはちょっと無理そうな感じ。
実は、これは皆、実際の先生なのですね。「最強」と言っている
ので、かなり実力があるのでしょう。
以前、香港の予備校の教師はルックスで勝負?(2008年8月31日)
という記事でもご紹介したのですが、香港の予備校・学習塾の
広告戦略はここ数年同じようなパターンで展開されているようで
すね。まるで、芸能人のように広告に登場しています。どうせ
勉強を教わるんだったら有名な先生から教わりたい、かっこいい
先生から教わりたい、綺麗な先生から教わりたい、というような
心理をストレートに突いた広告です。広告の専門家から言わせ
ていただくと、そのあまりのストレートさ、あまりの露骨さ、
あまりの恥じらいのなさに、ちょっと赤面してしまいたくなる
表現ではあります。しかしこれが堂々とまかり通るのが香港。
それではモンコックの街で見かけた、学習塾・予備校の広告宣伝を
じっくりと鑑賞してまいりましょう。
こちらも現代教育の先生なのですが、パトリック・チャン先生は
英語の先生で、香港で最もたくさんの学生を教えているということ
でAクラスのスーパースター。なかなかすごそうな雰囲気です。
こちらも現代教育。沢山登場しすぎですね。詰め込みすぎ!
さてこちらは現代教育のライバルの英皇教育の広告。
みなさんポーズを精一杯決めています。王冠を被った漫画キャラが
最近のこの学校のシンボル。親しみも訴求しています。
こちらも英皇教育。英語のミア・ウォン先生と、化学のサリー・
ウォン先生。ミア・ウォン先生は指導力と魅力を兼ね備えた
クィーンであるというコピー。教わってみたい!サリー・ウォン
先生は博士号を持っている唯一の予備校女性教師というキャッチ。
さてこちらも大手の遵理という学校の広告。
右手を左胸にあてているポーズがシンボルです。記憶に残る
ポーズで、一生懸命教えているという雰囲気を出しているので
しょうが、いちおうこれで差別化にはなっているのでしょう。
こちらも遵理ですが、ちょっとアイドルっぽい雰囲気。
ちなみにこの会社のウェブサイトはこちら。
http://www.beacon.com.hk
なんかとても楽しそうな雰囲気。大学とか行くよりか、ここで勉強
したほうがバラ色で楽しいような錯覚を与えます。
さておつぎはこちら。
これは残念ながらビジュアルがちょっとダメですね。もうちょい
うまく写真でごまかしていたらよかったのですが、ちょっと残念。
さてこちらはどうでしょう。
中文(日本で言えば国語にあたるんでしょう)の楊(ヤン)先生。
ちょっと厳しそう。
こちらは商科のトーマス・ヤン先生。
最後はこちら。
「現代中文王者」「最強中文団隊」「免費成績保証」という自信
たっぷりの表現がすごいです。
というような感じで、香港には今日もこんな広告が溢れています。
さて、どの学校を選ぶか、ちょっとこれだけいろいろと広告がある
と悩むんですが、自分はもはやこういう学校に行くような年齢では
ないということに気付き、愕然とするのでありました。
よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。
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写真もですが、アイザック ユーだとか、トニー チャンだとか、その名前も見ているうちに笑い出してしまいます。
殖民地支配の名残でもあるイングリッシュネームに何の抵抗も無い中国系の人にも、その感覚に違和感を覚えます。
日本人でもつけている変な人もいますが。
本人たちは大真面目なのでしょうが、こういうところが香港の
面白いところですね。今後ともよろしくお願いします。
もし宜しければ、南の国の会社社長さんがブログに掲載されている、香港の予備校の写真を番組で使用させて頂きたいのですが。
ブログ内に、emailを送付する欄が見当たらなかったので、コメントで失礼させて頂きましたが、何か他の方法で連絡させて頂ければ、改めて自己紹介をさせて頂きたいのですが。
上部のURL欄に記入した場合公開されるのでしょうか。
メールでしたら次のアドレスにお送りください。
singaporesling88@mail.goo.ne.jp
こちらのメールでしたら非公開ですので、ご安心ください。
よろしくお願いします。