南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

連日移動的生活

2006-09-14 02:51:40 | アジア
その昔、沢田研二がTOKIOの歌の中で、東京のことを「スーパー
シティー」と歌ったが、上海の風景を見ると、この街こそ本当に
「スーパーシティー」と呼ぶにふさわしいと感じます。この上の
写真は、今日たまたま訪問した会社の50階からの風景です。高層
ビルが地平線までつながっているというこの壮大な景色、これは
もはやSFの世界です。

今、シンガポールでこれを書いていますが、午後4時35分の飛行
機でシンガポールに戻ってきました。明日の木曜日の夜の飛行機
で今度は日本です。こう連日、飛行機に乗っていると、自分が今
どこにいるのか一瞬わからなくなる時があります。毎日、風景が
変わり、空気が変わると、その変化がまた刺激的でよいのですが、
なかなかゆったりと落ち着いた気分にはなれないものです。

その昔、松尾芭蕉は、旅人として、俳句創作の旅を続けましたが、
こう移動が多いと、なんとなく松尾芭蕉の気持もわかるような気も
してきます。が、私は俳句はできません。このような気持は俳句と
いう表現形態にはおさまらない気がします。やはり俳句というのは
日本の風土に根ざした表現形態なのでしょう。

今日、上海で日本人のお客さんと雑談をしていたら、本当は中国で
は外国人は星のない安ホテルには宿泊できないのだとか。外国客に
もしものことがあってはいけないので、外国人にはちゃんとした
星付きのホテル(三ツ星とか四つ星とか)に泊まってもらうように
していると言っていました。従って私が、無錫とか、常熟で泊まった
安ホテルは、本当は外国人は泊まれないのではということでした。

そういえば、ホテルにチェクインするとき、無錫のホテルでは、
一応パスポートはチェックしてましたが、二番目の常熟のホテルで
は、スタッフの中国人はみな身分証明書を提示させられていましたが、
私がパスポートを出そうとしたらフロントの人は興味がなさそうと
いうか、見て見ぬ振りをしていたのか、見ようともしませんでした。
本当は外国人を宿泊させてはいけなかったのかもしれませんね。

今回は、宿泊先を中国のローカルスタッフに手配させたのですが、
もし外国人として国外から予約しようとしていたら予約自体ができ
ないのかもしれません。中国の安ホテル事情はちょっと調べてみる
価値がありそうです。その上海の日本人いわく、やっぱり安全が第一
なので、いくら予算節約ということはあろうとも、仕事でいく場合は
ちゃんとしたホテルに泊まったほうがよいというアドバイスでした。

何かことが起こってからでは手遅れですので、このへんは今後注意
しないといけないと思います。ではまた。

2 コメント

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義務 (ゴトウ)
2006-09-14 23:50:20
中国のホテルは外国人が宿泊した場合、すべて政府に届出する義務があるので、二番目のホテルは怪しいですね。でもモーテル168は確か星があったと思いますよ。



上海の高級ホテルは、高級なほどインターネットが遅いので困ります。私も去年錦江ホテルでメールがハングアップして往生しました。やっぱり安ホテルがいいですね。
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ゴトウさん、どうも (南の国の会社社長)
2006-09-17 00:35:02
モーテル168は星がありましたかね?今すごい数で増えているんですね。上海に20以上あり、他の都市にも増えているようです。インターネット環境はこういう安ホテルのほうがよかったですね。
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