前回の、アジアパシフィック地域でのブランドランキングの続き
ですが、チョコレートのブランドでのランキングを見てみましょう。
これはアジアパシフィック10カ国での調査をもとにしたランキング
ですが、販売数量とか、マーケットシェアとかの比較ではなく、
あくまでもブランドとしての人気や価値があるかどうかという比較
になっています。
日本だと、明治、森永、ロッテ、グリコとかがチョコレートの
ブランドとしては有名ですが、アジア全体でみた場合は、全然違う
ブランドが上位を占めることになります。確かに、アジアの空港の
免税店に行くとチョコレートは必ずありますが、そこに売っている
チョコレートは、Godivaとかは日本でも有名ですが、それ以外は
あまり馴染みのないのが多いですね。
ちょっとチョコレートブランドのランキングを見てみましょう。
第一位は、キャドバリー(Cadbury)。アメリカのクラフト・フーズ
グループの傘下に属してはいるんですが、イギリスで100年以上の
歴史を持つ老舗ブランド。英国王室御用達ブランドでもあります。
インドとかでもかなりよく見かけますが、こちらはインドの
コマーシャルです。
大きな板チョコをそのまま齧るというのが、インドスタイル?
インドの板チョコのコマーシャルを見ていると、女性でも男性でも
子供でも大きな板チョコをダイナミックに齧ります。この上の
コマーシャルの一番最後のシーンに出てくる男性は、インドで最も
有名な俳優のアミタブ・バチャン。インドのスーパースターです。
『スラムドッグ&ミリオネア』の映画の最初の質問で、ヘリコプター
で降りてくる大スターとは、この彼のことです。
さて二番目は、フェレロ・ロシェ(Ferrero Rocher)。これは
イタリアのブランドです。こちらにご紹介しますのは、香港で
制作されたテレビコマーシャルです。
ローマ時代風の豪華な雰囲気です。シーザーらしき人も出てきます。
中国語ではこのブランドを「金莎」と表記するようです。音は全然
違いますが、金色の包のイメージですかね?中国系の人たちは豪華
な金色好きですからね。このパッケージと、ネーミングが中華系の
人々のテーストにマッチしているのでしょう。
三番手は日本の明治。日本では総合二位のブランドです。
で、こちらは台湾か香港の明治メルティキスのCMです。
ナレーションは日本語のままで、字幕で中国語になっています。
四番目はダブ(Dove)。このブランド名、日本ではシャンプーや
ボディケアなどでしか知られていませんが、チョコレートも有名
なアメリカのブランドです。こちらは中国のCM。
中国では「徳芙」と表記するようです。
五番目はネスレ(Nestle)。スイスのブランドです。
このコマーシャルはシドニーで作られたもの。チョコレートの
CGがすごいです。
六番目はリンツ(Lindt)。スイスのブランドです。
一つ一つはキャンディーのようなラッピングです。
そしてこちらはアメリカのハーシーズ(Hershey's)。
キスチョコの製造工程がとても可愛いです。
CGですが、ちょっとこれは感動的です。
さて八番目はロッテ。
韓国では、ロッテは有名ブランド。ロッテのガーナは年間
一億枚というのがすごいですね。でも日本のチョコレートの
消費量は欧米に比べればまだまだ少ないです。
こちらは第九位のM&M。
このキャラクターは世界共通ですね。
最後はゴディバ(Godiva)。
というわけで、アジアのチョコレートのブランドを見て
きましたが、国としては、イギリス、スイス、日本、
アメリカ、イタリア、ベルギーですね。
チョコレートの世界も、日本とアジアはちょっと違う
ようです。こういうの見てると、それぞれのチョコレート
を試食してみたくなってきませんか?
よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。
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私の父は明治に勤めていて現物支給がありました。
でも子供心にライバル社のチョコが食べたくて
こっそり買っていました(笑)
ダブのチョコがあるなんて知りませんでした。
キスチョコのCMはとっても可愛いですね~。
私はゴディバのチョコミントが大好きです!
日本は今日から海の日の連休です。
梅雨も明けたようです(^-^)
お父さまが明治に勤めておられたんですか?
現物支給はチョコレートだったらよいですね。
他の変なものを作っている会社だったらあまりうれしくない物も
ありえますね。
うちの家はお菓子屋だったので、あらゆるお菓子やパンや飲み物が
現物支給(?)でした。
キスチョコのCMは製造現場が楽しいワンダーランドになっていて
よいですね。夢があります。
ダブのチョコレートは、日用品のダブとは違うブランドのようです。
前者の親会社はマース(Mars)、後者はユニリーバ(Uniliever)なんですね。
M&Mもマース社のブランドなんですね。