南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

シンセンの東門に行ってきました

2010-08-22 12:58:45 | HONG KONG

シンセンは香港から電車で気軽に行ける中国本土で、国境
の羅湖(広東語でLowu=ローウー、普通話では
Luohu=ルオフーと発音)の駅前近辺のショッピング
センターには何度か行ったことがあったのですが、その
ちょっと先に東門という地域があるということをMy Wifeが
ブログで見つけて、そこに行ってみようということになりま
した。

そこは東門という地区で、数年前に、とある企業ビデオの
撮影でたまたま来た場所がそこなのかなと思ったらそうで
した。中国とは思えないほどのお洒落なストリートがある
街だったのを記憶していて、マクドナルドの建物は鮮明に
覚えているのですが、今回行ってマクドナルドは変らずに
ありましたが、そのあたりが東門でした。



こちらが東門のマクドナルドの建物です。昔の中国風の
建物がちょっとお洒落です。そしてこちらは、KFC
(ケンタッキーフライドチキン)が入っている建物です。



昔と今が同居しているような、西洋と東洋が見事に調和
しているような不思議な感覚になります。

細い通りが何本もあって、洋服屋、アクセサリー屋、
携帯電話屋、靴屋、ショッピングセンター、食べ物屋が
ぎっしり並んでいて、上野アメ横というか、原宿竹下
通りというか、渋谷センター街というか、 買い物天国
です。



道行く人々が、思った以上にお洒落なのにはびっくりします。
出張で時々行く上海のほうがよほど田舎者に思えてしまいます。



こちらの右側の建物は、靴屋さんばかりが入っている建物
聞いたこともないようなローカルブランドばかりが入って
います。有名ブランドを意識したものが多く、Adivonと
いうブランドなどは、ロゴも靴のデザインも見るからに
アディダス。でも作りはちゃんとしていて、この中から
将来のメジャーブランドが出てきそうな雰囲気はあります。

さて、この東門地区なのですが、実はどうやって行ったら
よいのか行く前は不安でした。ウェブで調べても何か
わかりにくい。でも今回行ってみて、意外と簡単に行けた
ので、ここにご紹介しておきます。

特別解説・東門への行き方

シンセンの羅湖で中国に入国すると、どっちに
行ったらいいのかちょっと戸惑うのですが、『地鉄』と
いう表示を見つけて、エスカレータで地下におります。



切符売り場がありますので、ここの自動販売機で切符を
買います。パネルで行く先を選んで、人数を押して、
お金を入れます。東門の最寄りの駅は「老街」という駅
で、ここから二つめ。料金は人民元で2元です。



先日上海に出張で行ったときのコインがあったので持っ
きたつもりになっていたのですが、間違えてインドの
ルピーが混ざっています。これでは使えません。仕方な
く自動販売機ではなく近くの窓口で「ローガイ」
と言って切符を買いました。

広東語では「ローガイ」というふうに日本語よみに近い
発音ですが、普通話では「ラオジエ」という発音になり
ます。

で、こちらが切符。



カジノのチップのようです。改札ゲートではこれを、
センサー部分に接触させるだけでゲートが開きます。



こちらが改札ゲート。真新しく綺麗です。

電車の中も香港のMTRよりも明るく綺麗。



二駅で目的地の老街に到着します。あっという間です。



降りるときは、改札のところにコインを入れるスリット
がありますので、そこに先ほどのコインを入れると
ゲートが開きます。



戻るときも同じ感じでLuohuまで戻ればよいので簡単です。

老街の駅を降りて、どう行ったらよいのか実は不安だった
のですが、この駅がもう、東門地区の中にあり、どこから
地上に出てもそこは東門です。迷わないために、出た道を
覚えておくことが重要です。

私たちは、いきなり地上に出ずに、地下で通じている
ショッピングセンターに入りました。卓球用品という掲示
が出ているのがいかにも中国だなと思いましたが、卓球と
いうのは、ビリヤードのことだったかもしれません。

ショッピングセンターの地下は、いきなりアメ横の雰囲気
です。携帯電話やら、DVDやら、アクセサリーやらの売り場
が所狭しと並んでいます。

私は知らなかったのですが、キャスキッドソンという英国の
ブランドの商品がやたらにいっぱい売られています。日本で
もそこそこ人気なんだそうですね。あちこちのお店で、
キャスキッドソンのバッグやら小物入れが溢れています。
しかも驚くべき安さ。本物ではないのでしょうが、きちっと
した作りです。



前にシンセンに来たときはアニエスBとか、ゴヤールとかが
流行っていたのですが、この東門のショッピングセンターで
やたら流行っているのがキャスキッドソンです。これは
ちょっとびっくりでした。

あと、もう一つびっくりしたのはDVD屋です。かなり大きな
売り場スペース。日本の映画もドラマもいっぱいあります。
私はそこで『龍馬伝』のDVDを見つけました。これはすごい!
第一部は第一回から十三回(さらば土佐よ)までが入っています。
第二部は第十四回(お尋ね者龍馬)から二十八回(武市の夢)
までが入っています。日本ではまだ第二部は出てないんじゃ
ないかと思うのですが、それがここではもう出ています。
しかも画像は鮮明!日本で買うと何万円もすると思うのですが、
信じられないくらいの安さです。しかも支払いは香港ドルもOK。
これはすごいです。

あとシンセンでは、羅湖の駅のそばで、テーブルクロスと、シャツ
やズボンをオーダーメード。 オーダーメードがユニクロ価格で
これまたびっくりです。My Wifeも自分の洋服をオーダーした
のですが、後で注文用紙に「老婆」と書かれていてショックを
受けていました。でも「老婆」とは中国語で「奥さん」という
意味だと教えてあげたらほっとしておりました。

今回のシンセン・東門への数時間の小旅行はかなり楽しめました。
行く前は、大丈夫かなと思ったのですが、行ってみると何とか
なるものですね。

よろしければ、こちらもついでによろしくお願いします。

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1 コメント

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深セン 東門 靴城 (神戸っ子)
2014-09-16 08:51:13
はじめまして。 19日から深センに行きます。 靴が大好きなので、是非行って見たいと思います。
東門は2回いったことがありますが、靴城がどこにあるかわかりませんでした。
老街の駅からの行き方を教えて頂ければさいわいです。よろしくお願い申しいたします。
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