南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

ア・イ・シ・テ・ルのサイン・字余り

2008-02-19 00:51:21 | HONG KONG
旧正月の前日、香港のビクトリア公園の花市で買ってきた百合
の花が一気に咲きました。この間までちょうど五つ咲いていた
のに、一個開いてしまいました。ア・イ・シ・テ・ルのサイン
としては一個字余りになってしまいました。
ア・イ・シ・テ・ル・ヨ 
という感じかな?


さて、こちらは別の部屋においてあった百合の花。こちらは
三つ咲いているので、I - LOVE - YOU かな?
My Wifeに実際の花を見てほしかったなあ。

桃の花も咲きました。

なんだかどんどん春になっていくという感じです。今日は、
香港の空気もちょっと暖かくなっているのを感じました。

こんな花を見ながら、私はMy Wifeのことをいつも
思っています。今日も寒い東京で働いているのかなとか、風邪
をひいていないかなとか、洗い物の水は冷たくないかなとか。

My Wifeは私にとってはできすぎた妻であります。
日頃、なかなか本人の素晴らしさを直接言う機会はないので
すが、とここまで書いたところで、思い出したのですが、
そういえばついこの間、本人に向かってこんなことを言っ
たことがあったのでした。

「外見が奇麗なだけの女性というのは、誰もが識別できる。
でも心が奇麗で人を幸せにしてくれる女性を見分けるのは
きちんとした判断力を持つ人でないとできない。君はそう
いう素晴らしい女性だ。噛めば噛むほど味がでるそんな
女性だ。本当に通の人に評価されるそんな女性だ」という
ようなことを言ったのでした。(これは間接的にはそうい
う女性を選んだ私も大した者だと自画自賛している気も
しないでもないですが)

とにかく彼女と一緒にいるととても幸せを感じられるし、
楽しいし、癒されるし、暗い闇夜にぱっと明かりが灯される
という感じです。この間も、深刻な仕事の話を携帯電話で
している向こうで、へんな踊りをして私を笑わせようとして
いるのです。でもそういうところが常識破りで好きなところ
です。

もう一つ思い出したのですが、この間、新入社員が会社に
出社する日に二人そろって寝坊してしまったのですね。
私はこりゃたいへんだ遅刻だとパニックになっていたのです
が、彼女のほうは、ひらきなおって何やらギャグを言って
笑わそうとしているのです。あんたはお笑い芸人か!おかげ
で深刻になりそうな雰囲気がぱっとコメディーになってしま
うのです。その才能はとても素晴らしくて好きなところです。
でも遅刻は遅刻でしたが。

ちょっと彼女のことを褒めようと思ったのですが、褒めてる
のかけなしてるのかわからなくなってしまいました。でも私
としては褒めているのです。

今年の年賀状でを作る時に使った写真で、展望台の望遠鏡を
さかさに眺めている写真がありました。たまたま望遠鏡が
さかさになっていました。つまり覗くほうが向こうにあって、
大きなレンズの側が手間になっていました。My Wife
何も考えずに、大きなレンズ側から覗き込んだのです。それ
があまりにおかしかったので、思わずシャッターを切りました。
その望遠鏡を逆側から覗いている彼女の写真を見るたびに
笑いが止まらなくなります。別に笑わせようとしてそうした
わけではない。でもそれがとても素晴らしい写真となりました。
ブログで公開したいくらいですけど、ちょっとやめときます。

私の香港の知り合いのH林さんも、その奥さんのフィリピン人
のジョーイさんも、東陽町に住む大学の先輩のS清さんも、
My Wifeのことを絶賛しています。どっちかと
いうと変わった人たちですが、「きっぷがいい」とか楽しい
とかとっても高い評価をしてくれています。

My Wifeの正体は、実は下町(門前仲町近辺)
のお祭り女です。お祭りのときにはちゃきちゃきの下町娘に
変身するのだそうです。まだ私はその真の姿を見ていません。
鶴の恩返しの話で、鶴が機織りをするのを見たら終わりだよ
という話がありますが、My Wifeが御神輿を担ぐ
姿を見たら終わりだよと、警告(?)をしてくれる下町の住人
がいます。が、まあ、覚悟はできています。たぶん。

でも彼女は普段はとても優しい妻です。けっこう細かいところ
にも気がつくし。私が苦手な対人関係のいろんなことを難なく
やってくれます。自分ができない部分をさらりとやってくれる
ともうそれだけで尊敬です。たとえば全然知らない人にでも
気さくに話しかけられる。これはすごいなあと思うことがあり
ます。

旧正月の間、彼女は、行きたいところも我慢して、私のために
料理を作ってくれました。料理学校には長年通っていて(もう
長老クラス?)キャリア十分なので、料理の腕は抜群です。
でも家で料理を作るよりも、香港で美味しいものでも食べに
いきたかったのだろうなと、今から思うと申し訳ない思いです。

今度はどっか美味しいもの食べにいきましょう。家の料理も
美味しいんだけど。なんてちょっと今日のブログの内容は実に
プライベートな感じになってしまい、失礼いたしました。