自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

東北海道の初秋

2023-09-28 | 国内旅行(温泉)
若い頃に映画十戒を十回も見たなんて言ってたけど、北海道も十回位訪れている。
それでもホッカイドウはデッカイドウ、まだまだ一部の秘境には足を踏み入れていない。
日本百名山を相棒とクリアしながら、東北海道の百名山、斜里岳や羅臼岳、雌阿寒岳など登り、
そのついでに知床や摩周湖、網走刑務所なども巡ったが。
今までの旅は自分でアレンジして来たが、今回はツワーに乗っかった。
というのもナイトサファリ、知床クルージング、雲海ツワー、野付半島遊覧、ノロッコ号乗車、釧路湿原散策等。
盛り沢山でワクワクするプランを見つけたからだった。

というわけで9月28日羽田空港から一路、たんちょう釧路空港へ下り立った。
釧路はあいにくの雨模様で気温16度、後で知ったが東京は33,2度だった。
ガイドさんが「ようこそ涼しい北海道へとようやく言えるようになった」と挨拶。
私にとって今回初めてのケースだったが、福岡空港から6人(夫婦3組)が来て合流。
走り出して10分位でトウモロコシ畑に丹頂がいたー。
丹頂はタンチョウツルとは言わないそうで、タンチョウ。
タンチョウ(単調)な草原の景色の中をひた走り。
釧路湿原の傍を走って、釧路市→鶴居村→知床へ。
エゾシカが出そうな森の脇を走ったり、牧場やモロコシ畑を見ながら。
鶴居村にはタンチョウの写真を撮りにたくさんのカメラマンが来るそう。
途中休憩した場所で写真展をやっていて、北海道らしさが感じられた。

峠を越えたら景色がガラリと変わった。
畑に青々としたビート(てん菜)がたくさん植えられていた。
砂糖の原料で根を搾ってその汁を煮詰めると砂糖が取れる。
ローカル単線の釧網線の踏切を越えたが、電車は1日に数本との事。
雨の為ぼんやりとオホーツク海が見えて来て、明日行く知床岬も雨に煙って。
今夏の異常な暑さで紅葉が2週間位遅れているという話だった。
例年なら大雪山系の紅葉が進んでいる頃らしいが。

オシンコシンの滝を見に傘をさして。
オシンコシンとはアイヌ語で「そこにエドマツが群生する所」という意味だそう。
思っていたよりデッカイ滝に歓声をあげた私。
やはりデッカイドウはスケールが違うなんちゃって。
振り返ったらオホーツク海が見えた。
オシンコシンの滝の上には川が流れているそうだが全く見えず。

今宵の宿は知床ウトロ温泉、キキ知床ナチュラルリゾート。
温泉も広々として3通りの温度や4種類のサウナがありよかった。
食いしん坊の私には温泉よりも料理がメッチャ種類が多くて美味しかった。
刺身好きな私にとって、一番はホタテの身が厚いのに感動した。
それからモチロンお楽しみのデザートも欲張って食べた。

食後7時半からナイトサファリへ。
シンガポールのナイトサファリとは比べ物にならないが……それなりによかった。
電柱にシマフクロウやエゾフクロウがいたり、キタキツネが現れたり。
道路の端を歩いたり渡ったりしてて可愛かった。
側溝のネズミを捕るのにウロチョロしてたようで、いっぺんに六匹くわえてる事もあるそう。
ネイチャーガイドが今日最後の観察場所といって、強烈なライトで川を照らしたら……。
ナントその川にクマがいて、さらに川からもう1頭クマがやって来た。
遡上するサケを食べるのに川にいる事がよくあるという。
なかなか暗くて写真に収める事ができなかったけど。
私達の貸切バス内はツワー客23人みんな、キャーキャー騒いでいた。
ホテルに戻ってもちょっと興奮気味だったがコテンと寝れた。

コメント
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