自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

神座す山の物語

2023-09-08 | グルメ
山のガイドブックを見ていたら、奥多摩・御岳山の紹介の中に浅田次郎氏の本の事が書いてあった。
「神座(かみいま)す山の物語」という本で、ちょっと興味を持ったので読んでみた。
御岳山には天空宿というキャッチフレーズの宿坊が約21軒ある。
以前ネパトレの会で私がハイクプランの当番だった時、御岳山の宿坊・能登利にみんなで泊まった。
1日目に御岳山、ロックガーデン、2日目に日の出山から梅の公園まで歩くコースで。
ネパトレの会は10年以上前、ヒマラヤ・ネパールトレッキングで知り合ったメンバーの集まり。
帰国後も交流が続き、年1回みんなでハイクを楽しんだりしている。

今回「神座す山の物語」を読んで、浅田氏の母親の実家が宿坊・山香荘(さんこうそう)だと知った。
物語は7遍から構成されてて、浅田氏が子供だった頃、伯母さんから聞かされた夜語り。
御岳山は私が今まで登った山の中で一番多く登った山であり、一番馴染みの山。
つい先日もレンゲショウマの花を見に登ったばかりで、天狗岩も下から眺めて来た。
その天狗岩が物語に出てくるのが4遍目の「聖」だった。
最初の「神上(かむあが)りましし伯父」今までとは違うジャンルの話で興味深かった。
最後の狐憑きの物語「天井裏の春子」狐払いの様子が描かれていて、へ~って感じで物珍しかった。

シトシトピッチャンの雨音の中、1日中朝からカンヅメで貪るように本を読んだ。
こんな1日、今年に入ってから恐らく初めての事でまったり。

コメント
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