FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

覚醒。

2004-12-02 15:32:18 | ろぐ
外で煙草を吸っていると、いよいよ凍えてきた。
火をつける手が震えてきたり、煙草を吸う前から息が白かったり。

このところ、煙草を吸うたびに星を見上げているので、
昔教えていた星の動きを実際に確かめているようだ。
確実に季節で、時間で、星は動いている。
あたりまえのことなんだけれど、そんなことに感動を覚えてみたり。

北の空にぽつんと北極星が光っている。
煙草を吸う間にぼんやり眺めていると、
その光が何千年も前からのものだっていう、あたりまえのことに気づかされる。

太陽と星しか、時間の経過を知りえる手段がなかった頃、
きっと、毎日、見上げた空には変わらず星が瞬いていて、
季節の変化をもっとダイレクトに感じられたはず。

やっと、そんな簡単なことに気が付いた。

移動は車。仕事は屋内。
これじゃ、自然を感じるヒマなんて、無いよなぁ。




自分の周囲で起こっている事、その現象を不思議に思う。
事実の集積を論理的に再構築し、学問として子供たちに教えていたけれど、
自らが真実と感じていないものを教えていた感は否めない。

机上のものなど、猿でもわかる。
伝えたかったのはそのことではない。

全てには因果があり、
そこに興味が存在する限り、
そこに感動が存在する限り、
答えを追い求めたくなる。

日常にあふれる、因果をはらんだ、些細な現象を、
見逃さずにいられるだろうか。




歩いていて、ふと足を止める。
それは、目覚めの瞬間なのかもしれない。
そう思って、
僕は、最近、歩いていた足を、止める。

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1 Comments

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Unknown (Unknown)
2004-12-03 22:18:36
ふと 大学の頃、駅から歩いて通っていた時のことを思いだしました。歩きだすと、なんだか分からないんだけど、背中を押されてる感じがして、立ち止まれなくなるときがあって、別に ひとりであるいてるわけだし、ゆっくり歩いたってよいのに、なんだかあせってた。あれはなんだったのかな…。ひとりで 歩いてたから、自分のペースがワカラナクテ 不安だったのかもしれないな。
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