FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

一斉授業。

2006-07-25 23:18:27 | ろぐ
夏期講習の真っ盛りです。
久しぶりに中学3年生理科を担当しております。
懐かしき日々に思いを馳せつつ、今日で2回目の授業が終了。

2つの中学校の生徒さんがいらっしゃいますが、大きな違いを発見しました。
ひとつは市街地にあるマンモス中学校。もうひとつは片田舎の小さな中学校。(全校生徒数が約5倍違います。)
ぼくが講義をしているとき、真剣に目を見つめて、リアクションをする(うなずいてくれる)のは小さな中学校の生徒さん。
大きな中学校の生徒さんはどことなく漫然と授業を受けているようなイメージ。
いつもは個別形式の授業で、急に集団授業になったせいもあるのかもしれないけれども、これは大きな違いだと感じています。

おそらく、教師との距離が近いのでしょうか。
もしくは、他者との距離が近いのでしょうか。
イナカものは善人だ、なんていうステレオタイプに囚われているわけではないのですが、ここまで露骨に態度が違うと考えてしまいます。

もしかしたら、各中学校の理科の先生が植えつけた「理科に対するイメージ」の違いでしょうか。
学校で教えるということは、かくも恐ろしいことなのですね。

以前NHKで放映していた「プロフェッショナル-仕事の流儀-」で、英語講師/竹岡広信さんが言っていました。
大事なのは「耐える」こと。生徒が伸びるのを「待つ」こと。
ぼくは手を変え品を変え、彼らが伸びるように頑張るしかない。

全てをぼくが教えてあげることはできないから。
せめて、きっかけをうまくつかめるように。
ぼくは一生懸命応援団に徹します。

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