今週の週刊ポストと現代で、ジェイコムで大儲けした男性の記事がありました。記事は、現代の方が、詳しいです。
記事の内容では、デイトレードでは無く、短期のスイングトレードのスタイルでやっているそうです。
ジェイコムは、安いと思って買ったそうで、事件とは無縁だったそうです。
相場のある日は、一日中相場に張り付き、開始前の予想が当たっているか チェックするそうです。その日の予想が当たれば、良しとして、それを積み上げていけば、最終的に勝てると考えているそうです。
生活は、いたってシンプルで、物欲もあまり無いようで、車は購入したけれど、ペーパードライバーなので、乗っていないそうです。もったいないな。
株式運用は、仕事と考えているようです。
最後に、毎年一億使っても死ぬまで、使いきれるか分からない金額の資産を保有しているくせに、株式投資で、いつ無くなるか分からないので、この先も、しんどいけれど、続けるつもり というコメントがありました。
感想としては、金儲けの目的が希薄な感じがしました。また、資産運用の教育を受けていないか、知らない気がしました。
多額の資産を抱える場合は、分散するほうが安定性は増しますが、しんどくても今のスタイルがあっているので、株式に全額投入するスタイルでは、そりゃ いつかなくなる可能性が高くなりますよ。
また、株式運用は、資産形成の手段にすぎないと、わたしは、考えていますので、彼ほどの資産が築けたのならば、さっさとリタイヤしています。
彼は、一体何のためにまだ、続けるつもりなのか、さっぱり、分かりません？
また、仕事を持つことにこだわる必要性は無いと思いますし、投資を続けたいなら趣味で少額だけやれば、いいと思います。世間体が気になるなら、コンビニでも買って、オーナーになったり、マンションの経営者にでもなったらと思います。
まるで、高齢者の金持ちが老後を不安視して、預貯金に励む姿を重ねてしまいました。
お金は、どうやっても目的にはなりませんので、彼も、やりたいことを早く見つけることだと思いました。それが、株式投資ならば、心理的負担の小さい額で、やることですね。
まあ、儲けたから一気に成金趣味に走って、派手な生活に変貌していない点は、好感が持てましたけど。
日本もお金の教育を本当に しっかりすべきだと思います。
闇雲に金儲けだけしても、虚しいだけです。
人生、目標が必要だ。（水戸黄門調で） 
