3月12日。
日中は、講座資料作り。
どうにか夕方には完成しました。
夜はひとりごはんで、久しぶりにAmazonプライム・ビデオで映画を観たのです。
『東京原発』2004年作です。
2011年の東日本大震災による原発事故の7年前の映画です。
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原子力発電の危険性、混迷を続ける政治・経済、若者による犯罪の増加……。現代の日本が抱える様々な問題を、痛烈なブラック・ユーモアを交えて描いたパニック・サスペンス・ムービー。
役所広司、段田安則、岸部一徳、そして紅一点となる吉田日出子など超豪華な演技派俳優たちが総出演。
監督は、助監督として鈴木清順、降旗康男、伊丹十三、周防正行などの作品に携わってきた山川元。東京に原発誘致を掲げるカリスマ都知事VS反対派副知事。白熱する都庁へ爆弾と共にプルトニムがやって来る!?
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原発が安全というなら東京に作ればいい。
お金を誘致した地域に膨大に使うなら、財政難の東京へもってこようという、都知事の会議での発言から幕が開きます。
東日本大震災での福島原発事故を経験した自分たちには、安全神話はもうないし、その嘘を知っています。
2011年3月11日になるまで、日本中に54基の原子力発電所があることを知りませんでした。
とても恥じました。
原子力は今や戦争で、発電所が標的になったり、核が大きな戦力になってしまいそうだったり、平和利用とは隔絶したものとなりました。
自分にできることが、あまりに小さく、絶望しないで進むにはどうしたものだか。。
それでも夕方には、晩ごはん作りを楽しんでいる。
ひとりごはん。
今日は一歩も外に出ず。
庭のワビスケ。
クリスマスローズは手入れをせずとも、ひっそり蕾をつけていました。
玄関脇の沈丁花は満開近く。
玄関脇の沈丁花は満開近く。
はてさて、何ができるんでしょうか。