goo blog サービス終了のお知らせ 

Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

会津高原尾瀬口駅

2016年08月09日 13時26分15秒 | 山行・旅行・散策
無事会津野岩鉄道に乗車。後は浅草までそのまま。今回の山行は終了。
檜枝岐村を散策する時間ができた。桧枝岐の舞台、歌舞伎伝承館、橋場のばんば、愛宕神社、六地蔵、セイロウ造り板倉、尾瀬の里交流センター、歴史民俗資料館などを訪れた。時折雨がパラパラと来るような天気であったが、観光案内所でレンタサイクルを無料で借り、土産品などを物色、駒の湯という日帰り温泉にも300円で入ることが出来た。



〈写真は 橋場のばんば〉



90分のバスの中では、地酒のワンカップ、列車の中ではワインを堪能。
サッカーの小学生のチーム、ろう学校の子どもたちなどが合宿の帰りで乗り合わせたが、とても行儀がいい。特にろう学校の子どもたちの助け合って荷物を整理する仕草は微笑ましい。
家族ずれの子どもより、このような場面の子どもの方が行儀がいいことに、不思議な思いが強くなる。

長崎忌

2016年08月09日 06時37分50秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 檜枝岐村は朝から予期せぬ雨。トタンにぶつかる大きな音で目が覚めた。本降りのような雨にビックリ。テレビで確認すると台風に吸い込まれるように雨雲が流れいた。しかし雨域は小さかった。そしてさいわいに6時過ぎには雨が上がった。日差しはない。


本日、8月9日は長崎に原爆が投下された日。

★首上げて水光天に長崎忌      五島高資
★幹そめて木漏れ日あかし原爆忌   石田波郷
★汚れたる帽子の五十年原爆忌    藤田誠三
★生気無き畔曲がりおり長崎忌    菅原涼


今日の反省

2016年08月08日 21時18分47秒 | 山行・旅行・散策
やはり昨年夏に比べ、+7キロの体重増加が足の爪先に大きな負担をかけていることは間違い無さそうである。一時は+10キロだったので少しは減らしたがまだ不十分だと思う。
足の爪の痛みが引くまでは、山は無理そう。爪の生えかわりには経験上、半年はかかる。しかし、それ以前に 数週間で痛みはなくなる。

さて会津駒ヶ岳頂上付近の木道は破損が激しい。乗ると動いたり、縁が欠けてしまったりよ、危険なところが何ヵ所もある。
要注意である。

後は帰宅後に再度触れたい。

本日はスマホの歩数計で3万6千歩、単体の万歩計で2万5千歩。この差は登り初めの急な登りで生じた差が1万歩がそのまま持ち越された。階段登りの静かな体重移動がカウントされるかどうかの差のようである。

檜枝岐温泉へ15時半に無事下山

2016年08月08日 17時58分03秒 | 山行・旅行・散策
快調に飛ばして下山をしていたが、半分を過ぎた辺りから両足の爪先が痛み出した。いつものことである。しかしこれが痛み出すとフリクションが効かなくなる。今回は特にひどく、最後の15分位のところを45分近くかかってしまった。
宿について靴下を脱いだら左右とも第一、第二指の爪の黒い変色が倍に拡大していた。ほぼ全域が黒く内出血。
多分この痛みを我慢するため全身の筋肉を緊張させていたらしく、珍しくへばり気味で下山。妻の方がまだ元気である。

宿の広い檜風呂で一服し生き返った。

明日は横浜へ戻る予定。

会津駒ヶ岳登頂

2016年08月08日 12時25分53秒 | 山行・旅行・散策
10時30分に駒の小屋を発って、会津駒ヶ岳頂上、中門岳までの池トウ群を巡って小屋に戻ってきた。
曇ってきたが、景色は素晴らしい。
モウセンゴケ、エゾリンドウ、アザミ、タムラソウ、コオニユリ、イワカガミ、キリンソウ、ワタスゲなどを見かけた。

下山しようとした途端、雨がぱらついた。カッパをすぐに取り出せるように詰め替えて下山を始めたが、結局カッパを利用しないで済んだ。幸運であった。

駒ヶ岳の頂上から燧ヶ岳をのぞむ


ニッコウキスゲの向こうに中門岳へ向かう稜線


中門岳標識



勉強中「檜枝岐村の民俗」

2016年08月07日 19時51分50秒 | 山行・旅行・散策
民宿「すぎのや」のお風呂と、夕食におおいに満足。
夕食は、生のキクラゲの刺身、独活の酢の物、ズッキーニの素揚げ、蕎麦のすいとん、蕎麦の味噌田楽、イワナの塩焼、舞茸の炊き込みご飯、盛蕎麦、カルビの野菜焼・・・食べきれなかった。写真を撮り忘れてしまった。
特にキクラゲとすいとん、田楽はお勧め。蕎麦と根菜、キノコがうれしい。
食後の蕎麦茶もいい香りで美味しかった。



宿の備え付け図書の「檜枝岐村の民俗」(檜枝岐村文化財報告書第三集、檜枝岐教育委員会)を読んでいる。
江戸時代から石高131石という極めて畑地の生産高が低い村であったとのことである。しかし、この報告書は私には素晴らしいできに思える。読ませるし、資料も丁寧に示している。力作であるだけでなく、人を引き付ける魅力満点。このような行政からの文書が発行されていることに素直に敬意を表したい。
本日はこれで一晩過ごせそう。

そして夜はさすがに涼しい。

檜枝岐温泉着

2016年08月07日 17時52分43秒 | 山行・旅行・散策
お昼は結局会津高原尾瀬口駅で、バスを待つ30分の間に食べることができた。改札出てすぐのお土産店の食堂はなかなか美味しい。きのこうどん700円は安くてもキノコがたくさん入っていて味も上々。何種のキノコが入っていたか、6種まで数えたが、あとは分からなくなった。10種以上は入っていたと思う。
ワンカップのお酒を購入してバスの中でチビチビと。1時間半のバスは長く感じた。
沿道の田圃は穂が出始めていた。玉蜀黍も花が咲き始めたばかり。緑が目にいたいほどの景色を堪能した。

16時過ぎに檜枝岐温泉に到着。民宿ではあるが、立派な広いお風呂で温泉を堪能した。18時から夕食予定。

東武線には間に合ったものの・・・

2016年08月07日 11時48分05秒 | 山行・旅行・散策
11時前に東武スカイツリー線に乗ることができた。
ところがお昼の弁当と飲み物を買うゆとりがなかった。
どうしたものか 。
別料金の特急ではなく、会津まで直通だが、快速なので社内販売がない。横浜をもう1本早い電車でなければいけなかった。電車の中でワインという楽しみが消えてしまった。
これが悲しい。

晴れて日差しは強いが、積雲が多い。台風が多少心配。


頭の夏休み

2016年08月06日 23時17分17秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 先ほど帰宅してから明日の荷造りの点検をしながら、昨日から聞いていたブラームスの最晩年のピアノ曲(作品117、118、119)を繰り返し聴いている。ピアノ曲というのは昔はあまり聴かなかった。楽譜を追っかけて行ってもピアノの楽譜というのはメロディーと伴奏が分かりにくい。楽譜が読み切れない。私には管弦楽や室内楽のスコアの方がまだわかりやすい。それが災いして、ピアノ曲に慣れ親しむのがかなり遅かったと思う。
 初見だと恥ずかしながら、いっそうメロディーを見つけることが出来ない。

 明日の朝は9時過ぎに家を出る予定にしている。山に行くのに朝9時出立というのはずいぶん楽である。本当はいつもこの程度のゆったりした山行としたいものである。
 帰って来る9日までは読書もお預け。頭の夏休みということにしよう。


再び酷暑の中のウォーキング

2016年08月06日 17時01分11秒 | 山行・旅行・散策
 暑い中をウォーキング。熱中症注意情報も出ているようで、ウォーキングなどする方がまともではないのは承知をしている。が、夜には家族の会食があるとのことで、突然思いついた。
 あまり過激に歩いてはまずいので、1時間30分、1万2千歩ほどに留めた。というよりも一昨日と同じくこの炎天下では、この程度が限度のようだ。さすがに暑くて参った。

 とうとう私も65歳ということになり、行政上も高齢者の扱い。年金満額受給者として現役引退者となる。社会的にもすっかりお爺さんあつかいとなるようだ。
 だが、私は十代後半以来、見た目には年下には見られたことはない。これまで大体が10歳は年上にみられてきたので、多分今でも70代に見られているのではないだろうか。

 明日朝から会津駒ケ岳に妻と向かう。明日は電車とバスで夕刻に旅館に着く予定なので、ほとんど運動はしない。本日のウォーキングはその為でもあった。明後日日帰りで登ることになった。今でも燧ケ岳と尾瀬ヶ原までの縦走に未練はあるが、この次の機会を待つことにした。

広島忌

2016年08月06日 11時07分09秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 とても暑い日となりそう。朝から体中から汗が噴き出てくる。体調はすこぶるいいので、気温がこの夏一番高いような気がしている。本日の横浜の最高気温の予報は33℃。

 本日は広島の原爆が落とされた日、広島忌
★下闇に鳩の目あまた広島忌   橋本榮治
★原爆忌一つ吊輪に数多の手   山崎ひさを
★喉仏の声なく動く広島忌    庄司猛
★手がありて鉄棒つかむ原爆忌  奥坂まや

 なお、加藤楸邨に次の句がある。1953年の冬に原爆の図を見ての5句連作中に
★原爆図真の冬日か野にあるは
★原爆図中口あくわれも口あく寒
★壁に対へば冬まぼろしの原爆図
★原爆図唖々と口あく寒鴉
★原爆図さむし母乳をまさぐる指
 同じく1966年の句に
★唖蝉や終わることなきわが戦後
という句も残している。


本日は少しだけ休養日

2016年08月05日 23時04分54秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 本日は休養日のように朝から家でゴロゴロ。「中世倭人伝」をベッドの上で読み始めたが、15分しないうちに眠ってしまった。目が覚めて再度挑戦してすぐにまたうつらうつら。そんなことを4度ほど繰り返してから、シャワーを浴びて目を覚ました。
 午後から横浜駅まで遠回りを詩ながら散歩。合計12000歩で帰宅。
 途中家電量販店で、山にもっていくヘッドランプの電池を購入。ついでに防水の懐中電灯を500円余りで追加購入した。単4電池3本で12時間持続する80ルーベンのLED。
 あまりいい過ごし方ではなかった。明日に荷造りは延期。

 最近はテレビもオリンピック一色になりつつある。オリンピックに興味のない私は当分つまらない思いを3週間以上しなくてはいけないのだろうか。


ブラームス「4つのピアノ曲 作品119」

2016年08月05日 22時24分41秒 | 読書


 実に久しぶりにブラームスの最後のピアノ曲(1893)をかけてみた。一昨年の4月以来の2年半ぶりに聴いている。とても懐かしい感じがする。この後の作品は翌年のふたつのクラリネットソナタ(1894)、歌曲である「4つの厳粛な歌」(1896)、「11のコラール」(1896)である。1833年に生まれ、1897年に亡くなったブラームスの60歳、還暦の年の作品である。
 1本の指でポツポツと弾いているような第1曲から、軽快な3つの曲へと次第に盛り上がっていくようなスタイルである。特に第4曲は誰もが一度は聴いたことのある曲だと思う。
 繰り返し現れる冒頭のリズムが私は気に入っている。

「図書8月号」(岩波書店)から

2016年08月05日 10時40分21秒 | 読書


 新宿駅までの列車の中で読んだのは、
・「表紙解説 音の記録」(伊知地国夫) 
・「数学を学びかえす人びと」(中村滋)
・対談「ダーウィンの肩に乗って」(真鍋真、渡辺政隆)
・「「死んだらどこへ行くのかと嘆くな、アーナンダよ」と釈尊は戒める」(色川大吉)
・「2016年のヒロシマ」(高村薫)
・「リアリティーセンターは働いているか」(三浦佳世)
・「墓石に刻まれた暗号」(若松英輔)
・「封印された船、あるいはうつろな舟」(池澤夏樹)
の8編。
 帰途は東横線を利用したが、酔っていてすっかり寝込んでしまった。横浜駅で危なく乗り過ごすところであった。

 最後の池澤夏樹の文章に引用された大岡信の詩は面白かった。すべてが理解できるわけではないが、とても惹かれた。意味するところをいろいろ想像するのが楽しい。

貝のくちびるはふるえる
隠花植物は前進する
レントゲン光線は無駄になる
風は波うちぎわで倒れる
鍾乳洞はしずくの精を垂らす
巨鳥の翼は森の前面で気流と衝突する
噴煙は週一回うたう
波は物質の緑をいろどる
植物の手は太陽をさえぎる
帆立貝は蜃気楼の都会をめざす
鱗は月光の下で活動写真をとる
溶岩は宙吊りになって撮影される
欲望は時間に裸体を与える
写真機は無駄になる
夢は指で洗滌される
魚眼レンズは胃袋の視覚
指は夢で洗滌される


すべての行を私の言葉とイメージで説明し直すのはとても不可能である。そのままイメージを膨らませたり、自分の言葉とイメージに置き換えられる部分(数行に過ぎないが)だけでも記憶に留めておくと、次の楽しみが湧いてくるような期待がある。

新宿から今帰宅

2016年08月04日 23時47分22秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 新宿で先ほどまで飲み会に参加した。二ヶ月ぶりの参加で12人ほど。8月にしては多い方だったろうか。
 昼間過激なウォーキングだったので、水分をとても体が欲しているようで、横浜から新宿に向かう列車の中で、500ccのペットボトルのウーロン茶を1本半ほど飲んだ。
 最近は一時期ほどウーロン茶のペットボトルは自動販売機では売っていない。お店の棚には置いてあるものの、自販機には緑茶と缶コーヒーの方が多い。はやり廃れがやはりあるようだ。ただし自販機は高いしJRの中の店は高い。いつも街中のコンビニやミニスーパーで購入してから駅の構内に入るようにしている。多分自販機の販売高は消費税のアップごとに下降線をたどっているのではないだろうか。私の消費行動からはそのように推察している。
 自販機での販売者にとって3→5→8%という小幅な値上げを価格に大幅に転嫁してしまった付けがまわっているように思われる。今ごろになってペットボトルの容量を500ccから550ccに変えたところで、値下げにならない限り自販機での買え控えは元に戻らない。5→8%になった時に120円がいつの間にか140円、150円になって唖然としていた。自然と購入しなくなった。それほど量の飲めない無糖の缶コーヒーもいつの間にか大容量になって今では140円になっている。これでは誰もが買わなくなるはずである。
 酔っぱらってこんなことをブツブツ言いながら、東横線ですっかり寝込んでしまって、慌てて横浜駅で下車した。