Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

台風10号の爪跡、そして熊本で震度5弱

2016年08月31日 22時07分36秒 | 天気と自然災害
 台風10号の被害が明らかとなり、残念ながら岩手県で11名が亡くなり、北海道で3名の行方不明という情報が7時のNHKのニュースで報道された。
 川の決壊もあり、港の護岸の流失、道路の崩壊もあったようだ。たぶん農作物の被害も甚大と思われる。
 これ以上被害が拡大しないことと、救助活動に伴う二次災害、被災者の復旧作業に伴うさらなる被害が発生しないことを願うばかりである。

      

 そして、鶴見川のウォーキングの記事を作っている最中に熊本で震度5弱の地震が発生した。震源の深さは約10km、マグニチュードは4.9と発表となった。
 深度5弱は約2カ月半ぶりの大きな揺れということらしい。最近は震度1、深度2程度地震が起きていたので収束も近いのかと勝手に思っていたが、根拠のない楽観的な見方であったようだ。
 

鶴見川を綱島から河口までウォーキング

2016年08月31日 22時00分51秒 | 山行・旅行・散策


 本日は折角晴れたのだから、ということで、東横線の綱島駅から鶴見川の北側、左岸を河口まで歩いてみることにした。以前に新横浜駅付近から鶴見川の南側の右岸を河口まであるいたことがある。今回は初めてだが、右岸を歩くことにした。



 東横線綱島駅は横浜から渋谷に向って鶴見川を渡ってすぐのところにある。東横線に並行して走っている綱島街道に大綱橋が架かっている。ここを出発点に選んだ。橋から堤防の上に作られた道を河口に向って歩くと50mも行かないうちに「河口から9キロ」の標識がある。
 この標識は河口まで原則0.5キロ毎に設置され、いい目安となる。


 
 強風注意報が出ており風は強いが湿気はなく心地よい。台風の後のすっきりとした天気で雲が美しい。堤防の上を気持ちよく歩いて、樽綱橋、鷹野橋人道橋を超えると矢上川が合流する。ここで鶴見川を離れ矢上川を上流に300mほどさかのぼって矢上川橋を渡らないと鶴見川の下流には行けない。矢上川橋を超えるまでが横浜市港北区、超えると川崎市幸区になる。鷹野大橋の下をくぐって末吉橋までが川崎市幸区。その下流からは再び横浜市に入り鶴見区となる。ここから河口までは鶴見区内を歩くことになる。末吉橋から下流の堤防は草地が無くなり、コンクリートでかためられた堤防の上を歩くことになる。心なしか風から爽やかさが消え、照り返しの熱気ばかりを感じる。

   

 新鶴見橋、森永橋までは左岸を歩くことが出来るが、森永橋から下流は左岸は通行止め。鶴見川漕艇場の管理敷地となってしまうので、ここからは右岸に移らざるを得なかった。
 森永橋を渡り、この橋の名の由来となったと思われる森永製菓の工場沿いに鶴見川右岸を河口に向かう。JRの横須賀線・東海道線・京浜東北線・貨物船の下をくぐり、鶴見川橋を超えて京急線の下をくぐるとすぐに鶴見橋で国道15号線を超える。ここは旧東海道で、これまで幾度もこの橋を歩いて横浜まで歩いたことがある。超えてすぐに芦穂橋であるが、ここから再び左岸の堤防上を歩くことが出来る。この足補橋が河口から2.0キロの標識がある。





 このころから真正面に西日を浴びてとても暑く感じた。潮鶴橋を超えると「潮田の渡し場跡」の標識がある。これを超えると潮見橋、JR鶴見線の下をくぐって鶴見大橋の手前で、河口からの里程標の0mの標識が建っている。ここが本日の終点。矢上川を少し遡ったり、堤防を上下に移ったり、芦穂橋で渡らずに行き過ぎたりと多少右往左往したので実際に歩いた距離は11キロ(1万7200歩)となった。到着時間は16時。大綱橋を出発してから2時間15分であった。
 ここから再び上流に向かって戻り潮見橋から京急鶴見駅に出て京急線で横浜駅まで戻った。
 家に着いた段階で歩数は2万5千歩、ちょうど16キロとなった。

 日ざしが強く、汗が出てもすぐに乾燥するようで汗が滴り落ちることはあまりなかった。京急鶴見駅に戻る途中の小さな公園で、頭・顔・両腕を水洗い。口の周りは塩を吹いていたようだ。本当はシャツを脱いでタオルで拭いたかったが、子どもたちと付き添いの母親が沢山いたので遠慮した。たぶん電車で隣に立った人には、私の汗の匂いで不快な思いをさせたかも知れない。
 鶴見駅でビールの誘惑が強かったが我慢。家で冷たいビールを飲んだ。

台風10号は去ったが‥

2016年08月31日 09時40分10秒 | 天気と自然災害
 岩手県久慈市や釜石市、北海道南富良野町など川の氾濫による広範囲の被害が出ているようだ。まだこれから被害地区が拡大したり、新たに加わる可能性もあるらしい。北海道まで雨の区域が大きく広がっていた。
 被害が拡大せずに、少しでも早い復旧となってほしい。

 当初宮城県の牡鹿半島付近に上陸と予報され、高潮の被害が想定されていた。実際海水が港の護岸から市内に流れ込む画像も放映されていた。しかし台風は三陸海岸に沿って太平洋上を北上したことが、長時間の雨をもたらし河川の氾濫となったようだ。

 4つもの台風の影響があった8月も本日で終了。しかし暑さはまだ続く。これから1週間は30℃超えの天気のようである。

 さいわい横浜は被害もなかった。朝から快晴、湿気も少なく快適。ただし少々風は強い。強くて困るというのではなく、さわやかな風の部類にはいる。蝉の声は一段と小さくなった。虫の声が微かに聞こえる。午後からはさらに気温が上がり、熱中症の危険は高いとのこと。

野分

2016年08月31日 01時11分11秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 台風10号は横浜では風は強くならなかった。一晩中降った強い雨があがり、夕方に久しぶりの太陽が西の空に蘇るとともに蒸し暑さがもどった。
 20時過ぎから突如風が強くなり、今も風がうなり、団地内の大木の歯がざわついている。虫の声もかき消されてほとんど聞こえない。そらはところどころに低い雲があるが、どんどん姿かたちを変えていく。空は透明感が増して奥深い闇が広がっている。星が見えにくい。

★硝子戸や野分の野路を見に行かむ     石田波郷
★野分して父母未生以前の虚空かな     庄司たけし