Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

バッハ「イタリア協奏曲・フランス風序曲ほか」

2021年02月04日 22時29分41秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

      

 本日から聴き始めたCDは、やはりバッハの「イタリア協奏曲、半音階的幻想曲とフーガ、コラール3曲、フランス風序曲」の組み合わせで、チェンバロが小林道夫。録音は2006年4月、みなとみらいホール、となっている。購入したのは10年ほど前であろうか。あまり聞いていないCDであった。
 ネットで調べてみたら小林道夫氏はすでに88歳であった。私が20代か30代のときにテレビだと思うが、演奏を視聴した記憶がある。また当時、バロックとバッハの演奏で名が通っていたと思う。

 本日も目がつらい。明日は読書は控えめにして、このCDで愉しむとしたい。

追記➡私は仙台での学生時代に、演奏を聴いていた可能性がある。聴いたとすれば1970~75年の間。どこの会場で、どんな曲だったかはまったく記憶にない。


本日の読書

2021年02月04日 20時42分06秒 | 読書

      

 午後は「日経サイエンス3月号」から次の3編に目を通した。理解したとは恥ずかしながら言えない。あくまでも「目を通した」レベル。
・科学不在からの脱却 バイデン政権に課せられた4つの難題
・オークの進化史 北半球を席巻したドングリの森
・DNA解析があかす先史ヨーロッパ 農耕民による狩猟採集民の征服
 さらに「眼の神殿」の第2章の第3節「美術の起源」、第4節「「芸術」と「美術」」、第5節「眼のちから」までを読み終えた。こちらはじっくりと。
 午後遅く、横浜駅まで遠回りで歩いた。つい地下街に入り込んで書店に寄った。時間も資力もないのに読みたい本は膨大。それを確認するだけのために書店に入り、本のある所を確認する。悲しい習性である。

 


ETV特集「半藤一利の遺言」を見る

2021年02月04日 11時22分15秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 午前中の前半は、昨晩Eテレで深夜の0時から1時まで放映された、ETV特集「一所懸命に漕(こ)いできた~“歴史探偵”半藤一利の遺言~」を視聴した。目がしょぼついてテレビを長時間見ることができないので、録画しておいた。無料で登録した「NHKプラス」でも6日まではパソコン上でも視聴できる。
 ETV特集は特に心がけていないので、たまたま気が付いたときに視聴する程度。年に2回も程度だが、今回たまたま気が付いた。
 先月亡くなった時に、ブログに記事をアップした程度の知識しかないのだが、氏の人を惹きつける語り口はいい。
 いくつか質問したいことが頭を過った。亡くなった方に聞きたい、というのは不遜で、亡くなった以上はその著作や遺言に耳を傾けて想像するのが礼儀である。しかし「政治的“国家”そのものの評価」についてひとこと聞いてみたかった、という衝動は強かった。
 最後のほうで、現行憲法の制定について当時の担当大臣金森徳次郎の1300回もの国会答弁を評価していた。高校のとき日本史の参考書で金森徳次郎の名を知ったことを思い出した。そこで第9条の2「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」について、自衛隊の合憲化に道を開いた否定的修正だった、という見解が書かれていたことを思い出した。
 半藤氏から見ると評価すべき点はあるということなのだろう。あらためてネットで検索したところ、この金森徳次郎の言で「(国防について)硬い歯は折れますが、柔らかい舌は折れません」などを知った。言葉尻の評価ではなく、もう少しきちんと知りたい人物と思えた。
 今の政治状況のなかで、この第2項後半の「国の交戦権は、これを認めない」がおろそかになっていることに、あらためて危惧を覚えた。

 さて、今回はテレビ番組について、触れた。テレビをあまり視聴しない私でも、いくつかの番組は視聴する。
 12時と19時のNHKのニュース、ならびにその直前の天気予報はほぼ必ず視聴する。気がついた時に優先的に視聴するのが、「地球タクシー」(15分)、「ドキュメント72時間」(30分)、「小さな旅」(25分)と短い番組ばかりである。そしてできるだけ視聴しようと思っているのが、平日の23時55分からの5分間番組「2355」。これは楽しい。音と映像のバランスもいいし、語りもいい。一日の終わりとしてはのんびりできる。これを聞いてから血圧と体温を測定して、入浴そして就寝というパターンが身についている。