Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

明日は中華街

2020年02月01日 22時28分34秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 明日は退職者会の新春のつどいが中華街で行われる。このつどいは例年好評で、来賓も含めると130名近くが集まる。12時に開会し、15時位に解散となる。

 役員は11時に集合して受付や会場内の設えなどの準備。役員は15時過ぎまでほとんど食事も飲み物も取れない。15時過ぎの慰労会まで昼食もお預けである。私は司会なのでほとんど口にすることが出来ない。

 この新春のつどいが終わると4月の総会、メーデーまで忙しいのが続く。


堀江敏幸氏の講演

2020年02月01日 21時18分28秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 本日の堀江敏幸氏の講演「言葉をはみ出すもの-絵画を語る作家たち」はとてもいい講演であった。難しい論理で絵画を語るのではなく、一枚の絵に魅入られた、あるいは時間の経過にもかかわらず印象に残っている絵画との出会いが、見たときの場面や人生の節目等々の中で偶然に人に訴えかけるときがあること、そしてさまざまな人との接触の中でこそ起こるということをあらためて教えてもらったと思う。
 前半は、洲之内徹の「絵のなかの散歩」という私も大きな影響を受けた著作に出てくる海老原喜之助の「ボアソニエール」にまつわるエッセイを懐かしく思い出させてくれた。このエピソードは「絵の中の散歩」だけでなく同じく洲之内徹の「帰りたい風景」や「さらば気まぐれ美術館」にも出てくる印象深いものである。
 これについては、洲之内徹の文章を抜き書きしながら、ここ数日のうちに取り上げたい。本日は明日のためにこれから準備をしなくてはいけないし、明日は一日退職者会のイベントで忙しい。できれば月曜日にアップしたいものである。

 講演の後半は堀江敏幸氏にとっての一枚の絵画との出会いを中心に語ってくれた。氏の翻訳に出てくるウクライナ(?)の画家の絵画作品との出会いについての話であったが、その画家の名をメモした紙を途中で無くしてしまうという失態をしてしまった。残念である。
 氏の翻訳の著書はすでに絶版とのことなので、いつか図書館で探してその画家の名を思い出したい。

 この5回連続の講座、3回目と今回の4回目はいい講演であった。次回とどんな講演か、楽しみになってきた。


本日の講座

2020年02月01日 11時05分46秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 本日の午後からの講座は、「アートの魅力 -芸術家ら『世界』を見る『私』を見つめる」の4回目。「言葉をはみ出すもの-絵画を語る作家たち」(講師:堀江敏幸氏)。5回連続の講座であるが、今回の講座に期待をして申し込んだ。一番惹かれた演題である。

 冬の日の土曜日、会場となるみなとみらい地区は多くの人出がありそう。
 ランドマークタワー、横浜美術館、帆船日本丸、クイーンズタワーなどの周辺の広い道路や広場は子連れの夫婦や若い人たちでにぎわっていると思われる。

 その間を縫うようにして、オジサンはキョロキョロしながら人を追い抜き、会場めがけてひたすら歩く。ふと気がつくと、何かに追われているかのような気分と姿勢になっている。
 現役時代の勤務中のように何かに追われているみたいだ。心のゆとりがない。


新型肺炎とインフルエンザ

2020年02月01日 10時39分04秒 | 思いつき・エッセイ・・・

 ようやくいつもの年の冬のような天気になった。気温はやや高めだが、乾燥注意報も出た。
 今年の冬は乾燥注意報も少なく曇り空が多かった。にも拘わらずインフルエンザの罹患者も多いと報道されていた。これから乾燥した日々が続く。その勢いはどうなるのだろうか。もっと患者が増えるのではないか、と危惧している。きちんとした後追いの報道が求められている。

 インフルエンザに罹っても働かされることが横行するブラックな日本の社会、その社会の意識や雰囲気を変えようとしない社会。
 ところが新型肺炎となると、マスコミも「識者」もまた異様に煽り続ける。そして今の政府の緊急時の対応はいつものようにスタートが必ず遅れる。その対応も杜撰であった。中国からの帰国した人への対応にそれがよく表れていたのではないか。
 中国政府の初期対応の遅れ、社会と政府の隠ぺい体質が世界的な流行に拍車をかけたようだ。日本の対応は、各国の対応の水準と比較していかがな水準なのだろうか。後手の対応になっていないか。
 私が気になったのは、中国以外の国の国別罹患者数がいつの間にかマスコミ報道から消えている。自国を客観的に見る視点が欠落していないか。いつもそんな視点を堅持したいし、政府もマスコミも持ち続けてもらいたいものである。