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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

津波注意報は解除、しかし大雨・洪水・雷・強風・波浪注意報

2015年04月20日 22時45分59秒 | 天気と自然災害
 昼前には津波注意報は解除された。さいわい大きな津波、それに伴う被害はなかったようだ。
 先ほどようやく帰宅したが、スマホでは情報を得ても、ブログに貼り付けて情報を発信することが困難でもある。コピー&ペーストが思うように出来ない。ツイッターではリツイートが出来てもブログに転載する方法が見つけられない。情報の発信に時間がかかったりする。うまい方法を見つけたいものである。

 横浜では22時現在、風が次第に強くなって、団地の中では唸りを上げて風が舞っている。現在「大雨・洪水・雷・強風・波浪注意報」が発令されている。さらに次のような「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第4号」が出ている。

★★大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第4号★★
平成27年4月20日16時41分 気象庁予報部発表
 21日明け方にかけて、東日本の太平洋側では、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降って大雨となる見込みです。低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に警戒・注意してください。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。
[気圧配置など]
 発達中の低気圧が日本海にあって、前線が西日本から東シナ海にのびています。21日朝にかけて、低気圧は北日本を北東へ進み、寒冷前線が東日本を通過する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[防災事項]
 東日本の太平洋側では、激しい雨の降っているところがあります。21日明け方にかけて、東日本や北日本では激しい雨が降り、東日本の太平洋側では局地的に雷を伴った1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が降って大雨となるでしょう。
 21日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、東海地方150ミリ、関東甲信地方、北日本100ミリの見込みです。
 低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に警戒・注意してください。また、融雪による河川の増水や土砂災害、なだれにも注意してください。
 落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項等]
 地元気象台の発表する、警報や注意報、気象情報等に留意してください。次の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は21日5時頃に発表する予定です。

沖縄地方にに津波注意報

2015年04月20日 11時06分10秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
【宮古島・八重山地方に津波注意報】(再掲)沖縄県の宮古島・八重山地方に津波注意報が出ています。予想される津波の高さは1m。津波注意報が出た地域の方は、海岸や川の河口付近から離れて下さい。津波は何度も押し寄せ急に高くなることがあります。海岸や川の河口近くから離れて下さい。

【津波の到達予測時刻】与那国島はすでに到達しているとみられます。石垣島と西表島で午前11時10分。宮古島で午前11時40分となっています。予想される津波の高さは1メートル。津波は何度も押し寄せ急に高くなることがあります。海岸や川の河口近くから離れて下さい。

「若冲と蕪村」展(感想4)

2015年04月20日 07時30分54秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
      

 右が蕪村の「枯木鳥図」(1760以前?)。左が若冲「四季花鳥押絵貼屏風」(1760)。
蕪村は中国にいる日本の鴉に似た叭々鳥、若冲のこの鳥も記録では叭々鳥を描いているという。共に40歳半ばの作品であると思われる。二人は40歳を越えた頃ほぼ同じ時期に京に居を定めたようだ。
右の蕪村の叭々鳥立ちは、言い争いや会話をしているように描かれている。取っ組み合いもしているようだ。しかしどこか人を食ったような笑いがある。人間に擬して騒がしい人の集団が描かれているようでもある。軽妙洒脱という言葉が浮かんだ。
 それに比べて左の若冲の叭々鳥は、柳の葉の下で厳しい生存のための一声を発している雰囲気に描かれている。荒々しい筆致がそのことを物語っている。かなり厳しい観察眼だと思った。
 自然や、生命という描く対象に対する二人の距離の違いを感じるのは穿ちすぎであろうか。たまたまこのような表現になっただけなのだろうか。私はこのふたつの絵の違いにとても興味が湧いた。

   

 左は若冲の「菊図」(1760以前?)、右は蕪村の「若葉図」(1777以前?)。若冲の「菊図」は「筋目書き」といわれる技法で菊の花を描いている。輪郭線を描かずに一枚一枚の花弁の輪郭が白抜きになっているのがこの技法とのこと。このような技法で新しい表現に挑み続けた若冲という画家の姿勢はとても厳しいようだ。しかし表現されている菊の様子はとても穏やかで静かな雰囲気である。
 一方、右の蕪村の「若葉図」は濃淡を利用した描き方で、その若葉の質感が私は好きである。左に添えられた青も私の好みである。池か何かだと思うが、具体的なものでなくてもいいのではないか。色彩的なアクセントとして添えられただけの色と解釈することも出来るのではないか。現代的なバランス感覚で鑑賞してはいけないのかもしれないが‥。なお、添えてあるのは発句で「行春のあとをよごさぬ若葉かな」。