以前から気になっていた「武士の家計簿」がhuluにあったので朝から見てみました。
主演は私の好きな俳優さん、堺雅人。その奥様役に仲間由紀恵。
武士であり、刀を差して登城するものの御算用者としてソロバンを使って計算・検算を行うのが職務という猪山直之の半生を描いている。
父が7代目の御算用者として加賀藩に仕え、息子の直之も、また孫の成之も同じくその職を次ぐ。その成之の回想と視点で映画は進んでいく。
藩の不正に気づいた直之の行動・進退、家計を立て直すため直之が行った改革、幼い成之に算術を教えながらも武士の誇りも忘れない直之。そして、父と子の確執。
そこに幕末の動乱が訪れる。
刀を差しながらも、ソロバンで戦う武士の姿を見事に描ききったのではないでしょうか。
表舞台から見えない、藩を裏方で支える重要な役割に共感を覚えます。
家族で見たい映画ですね。
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