司馬遼太郎の原作を元にした映画「関ヶ原」を見てきました。
決戦前日から映画は始まりますが、ナレーションとともに司馬遼太郎の幼少時代の思い出が映し出され、司馬遼太郎がナレーションをしている演出で時代は幼少の石田三成が豊臣秀吉と出会う場面に移ります。
そこからは5年、10年と大きな転換期を切り取りつつ、三成と家康の確執と画策が描かれます。
合戦が始まるまでは、伊賀の忍達が敵味方に分かれて活躍が描かれているのは面白かった。
映画の後半は関ヶ原の合戦。戦場の様子が克明に丁寧に描かれており、合戦中も奔走する三成は熱意溢れる姿でした。
三成は岡田准一で、これなら西軍も勝てるのではないかと思いたい。しかし、家康を演じる役所広司も迫力があった。
また、伊賀の忍者を演じる有村架純も力強い目で美しくも芯の強さを感じさせた。
島左近、小早川秀秋、黒田官兵衛、豊臣秀吉も適役でした。松山ケンイチがまさかの直江兼続でした。