ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

映画「スティーブ・ジョブズ」

2016年02月07日 | 映画

ジョブズに関しては、いくつかの書籍と、うめさんやヤマザキマリさんの漫画を読んでいて、昔からアップル製品を愛用している。
ある程度、ジョブズがどんな人で、家族や社員とどのような関係を築いていたかを知っている。そのような予備知識がないと結構つらい映画なのではないだろうか。

場面は製品発表会の直前。最初はマシンが動かずに怒鳴っているが、次第に人間関係のもつれが原因で怒鳴り始める。
とにかくずっと怒鳴っている感じだった。場面はステージと控え室を往復するばかり。そこに出入りする人によって彼の周囲に起こっている、またはこれまでに起きてきた問題が噴出するという演出だ。
どうしても、短い間に問題が山積みでほとんど解決したように見えないので、彼のマイナス面ばかり見ているようだった。
ウォズも怒ってた。スカリーも吠える。

Macintosh、NeXT Cube、iMacと、3回の発表会が時間の経過を表し、それぞれの舞台裏を見せているのだが、発表会そのものはない。
光に包まれ、自信に満ちた彼の姿はないのだ。そこが残念である。