人は人生において幾度となく選択をしている。
人はその都度、その選択に自信を持ったり、
その選択が正しかったのかどうか確かめながら生きている。
人生は、ただ選択によってのみ成立している、
と言ってもいいかもしれない。
一昔、いや二昔前、
「究極の選択」という遊び(言葉)が流行った。
中には、
「う○こ味のバナナと、バナナ味のう○こ、どっちを食べる?」
などという、なんとも下世話な質問もあった。
私などは、そんな質問を投げかけられる度に、
そもそも、一体誰(何)のう○こなのか、
そいつは前日何を食べたのか、という
基本的な情報も開示されずに選べるか、と憤ったものだ。
ともかく、人は生きている以上、
常に選択に迫られるのは仕方がないことなのだ。
しかし、どうだろう?
もし、以下のような質問を、
ある日突然、神様からされたら、あなたならどうする?
「おまえをドラえもんにしてやろう!」
と。
しかも、デーモン小暮閣下風味で。
もしドラえもんになったら、確かに利点は多い。
何より、あの誰もが一度は欲しいと思った憧れの道具「どこでもドア」が我がものとなるのである。
待ち合わせ時間さえ寝過ごさなければ、遅刻はなくなる。
飛行機や電車に乗らなくても、海外旅行が自由自在。
おみやげだって、手に持ったままドアをくぐれば、お金は払わなくてもいい。
タイムマシンも魅力だろう。
のび太くんのように恐竜を直に見ることができるし、
近年歴史学界で話題になった聖徳太子の存否だって確認できる。
その時代に行って、「聖徳太子さ~ん」と、
甘酸っぱい声(但しうら若き乙女限定)で呼びかけてみれば判明するはずだ。
そう自分の名前を呼びかけられて振り向かない男子は、時空を越えていないのだから。
学生なら「暗記パン」も人気だろう。
試験前には食事が「パンづくし」になるのはいたしかたない。
大いに目をつぶろうじゃないか。
ただし、グルメな諸氏には、そのパンの味がどうであるかも気になるところだろうが。
海外在住の私などは、是非とも「翻訳こんにゃく」が欲しい。
これさえあれば、どんな場面も楽々クリアー。
ひとり枕を涙でぬらす日々とはおさらばさ!
ブロンドギャルであろうと、黒髪のアジアンビューティであろうと思いのまま!
しかし、もちろんいいことばかりではない。
物事には善悪両面があるのが世の常というのも。
まず、恐ろしく丸い大きな眼鏡をかけた母親に「ドラちゃん」と呼ばれるのだ。
一体、どうやって反応すればいいのか、一晩寝ても答えは出そうもない。
それになんだ。
あいつは基本的に肌が青い。
しかも妹は黄色いって、
一体親は何色なんだ。
想像するだに恐ろしい。
そもそもあいつは服を着ていない。
服を着ずに笑いながらどら焼きを食べて外を歩くなんて、
とうていまっとうな大人のする振る舞いじゃない。
一体どこまで羞恥心を棄てれば、ああなれるのか。
しかもあの体型だ。
まん丸い上に、
身長129.3センチメートル、
体重129.3キログラム、
スリーサイズ全て129.3センチメートル、
足の長さ129.3ミリメートル、
パワー129.3馬力、
ってどこまでひとをおちょくれば気が済むのだ。
歌を歌えば誰でも絵に描けてしまうなんて、考えるだけでおぞましい。
そして何よりあいつは「あやとり」が出来ない。
将来、孫を持った時のことを考えてみろ。
ようやく幼稚園に通い始めたおさげのカワイイ女の子が、
「おじいちゃ~ん、一緒にあやとりしようよ!」
って、縁側で座る自分に向かって廊下を走りながらやってきた時、
「ごめんね、おじいちゃん、あやとりできないんだ」
って、告げた時の、孫の顔を想像してみろ。
悲しいながらも、やや蔑んだその表情。
目の中に入れても痛くない孫に、一瞬でもそんな表情をされてみろ。
きっとその表情が一生脳裏に焼き付いて、
その瞬間から自分の人生の時計は止まったまんまだろう。
あやとりが出来ない不器用な自分の運命を呪いながら、死を迎えるに違いない。
そうは思わないかい?!
それでも、あなたはドラえもんになりたいだろうか?
さあ、あなたならどうする?
今のうちから考えておいた方がいい。
いつ何時、神様から、
「おまえをドラえもんにしてやろう!」
って言われるかわからないのだから。
*あのお、一応、ブラックですがギャグなんで、真面目な突っ込みやお怒りはご勘弁下さいね。広い心で笑い飛ばして下さいませ。
人はその都度、その選択に自信を持ったり、
その選択が正しかったのかどうか確かめながら生きている。
人生は、ただ選択によってのみ成立している、
と言ってもいいかもしれない。
一昔、いや二昔前、
「究極の選択」という遊び(言葉)が流行った。
中には、
「う○こ味のバナナと、バナナ味のう○こ、どっちを食べる?」
などという、なんとも下世話な質問もあった。
私などは、そんな質問を投げかけられる度に、
そもそも、一体誰(何)のう○こなのか、
そいつは前日何を食べたのか、という
基本的な情報も開示されずに選べるか、と憤ったものだ。
ともかく、人は生きている以上、
常に選択に迫られるのは仕方がないことなのだ。
しかし、どうだろう?
もし、以下のような質問を、
ある日突然、神様からされたら、あなたならどうする?
「おまえをドラえもんにしてやろう!」
と。
しかも、デーモン小暮閣下風味で。
もしドラえもんになったら、確かに利点は多い。
何より、あの誰もが一度は欲しいと思った憧れの道具「どこでもドア」が我がものとなるのである。
待ち合わせ時間さえ寝過ごさなければ、遅刻はなくなる。
飛行機や電車に乗らなくても、海外旅行が自由自在。
おみやげだって、手に持ったままドアをくぐれば、お金は払わなくてもいい。
タイムマシンも魅力だろう。
のび太くんのように恐竜を直に見ることができるし、
近年歴史学界で話題になった聖徳太子の存否だって確認できる。
その時代に行って、「聖徳太子さ~ん」と、
甘酸っぱい声(但しうら若き乙女限定)で呼びかけてみれば判明するはずだ。
そう自分の名前を呼びかけられて振り向かない男子は、時空を越えていないのだから。
学生なら「暗記パン」も人気だろう。
試験前には食事が「パンづくし」になるのはいたしかたない。
大いに目をつぶろうじゃないか。
ただし、グルメな諸氏には、そのパンの味がどうであるかも気になるところだろうが。
海外在住の私などは、是非とも「翻訳こんにゃく」が欲しい。
これさえあれば、どんな場面も楽々クリアー。
ひとり枕を涙でぬらす日々とはおさらばさ!
ブロンドギャルであろうと、黒髪のアジアンビューティであろうと思いのまま!
しかし、もちろんいいことばかりではない。
物事には善悪両面があるのが世の常というのも。
まず、恐ろしく丸い大きな眼鏡をかけた母親に「ドラちゃん」と呼ばれるのだ。
一体、どうやって反応すればいいのか、一晩寝ても答えは出そうもない。
それになんだ。
あいつは基本的に肌が青い。
しかも妹は黄色いって、
一体親は何色なんだ。
想像するだに恐ろしい。
そもそもあいつは服を着ていない。
服を着ずに笑いながらどら焼きを食べて外を歩くなんて、
とうていまっとうな大人のする振る舞いじゃない。
一体どこまで羞恥心を棄てれば、ああなれるのか。
しかもあの体型だ。
まん丸い上に、
身長129.3センチメートル、
体重129.3キログラム、
スリーサイズ全て129.3センチメートル、
足の長さ129.3ミリメートル、
パワー129.3馬力、
ってどこまでひとをおちょくれば気が済むのだ。
歌を歌えば誰でも絵に描けてしまうなんて、考えるだけでおぞましい。
そして何よりあいつは「あやとり」が出来ない。
将来、孫を持った時のことを考えてみろ。
ようやく幼稚園に通い始めたおさげのカワイイ女の子が、
「おじいちゃ~ん、一緒にあやとりしようよ!」
って、縁側で座る自分に向かって廊下を走りながらやってきた時、
「ごめんね、おじいちゃん、あやとりできないんだ」
って、告げた時の、孫の顔を想像してみろ。
悲しいながらも、やや蔑んだその表情。
目の中に入れても痛くない孫に、一瞬でもそんな表情をされてみろ。
きっとその表情が一生脳裏に焼き付いて、
その瞬間から自分の人生の時計は止まったまんまだろう。
あやとりが出来ない不器用な自分の運命を呪いながら、死を迎えるに違いない。
そうは思わないかい?!
それでも、あなたはドラえもんになりたいだろうか?
さあ、あなたならどうする?
今のうちから考えておいた方がいい。
いつ何時、神様から、
「おまえをドラえもんにしてやろう!」
って言われるかわからないのだから。
*あのお、一応、ブラックですがギャグなんで、真面目な突っ込みやお怒りはご勘弁下さいね。広い心で笑い飛ばして下さいませ。
・・・あまりにも、あまりにも私好みのネタ。コメントせずにはいられませんでした。(^^;)
どんなに便利であったとしても・・・。
地球にやさしいアースカラーとはいえ、自分があんな色の体になるのはいやですし、良家(?)の子女たるもの、服も着ずに笑いながらどら焼きを食べて外を歩くなんてできません。ですから、是非とも“身近な人”に「なる」を選択してほしいっ。そうすれば、Yは「しずかちゃん」ポジションで道具を使いたい放題♪(しかし、“身近な人”は、「なる」を選択しても、Yには道具を出してくれないかもしれませんね。うーん。)
・・・ということで、今年も楽しみに読んでます(笑)。
本年も何卒よろしくお願いいたします。(^^)
何かあったの? 気分転換? それとも恐ろしくヒマなのか?
どちらにしても、今年もどうぞよろしく。
旧正月のご帰国の際には、お声をおかけくださいまし。
ドラえもんは、何かを持つために必要な時は指は出ますよ。箸が使えるし、拳銃の引き金も引けます。
ジャンケンはできないけど。
ドラえもんは裸ですが、オバQはオバケ用の服を着ています(服の中身は透明?)。デートのために着替える場面もあります(どこが違うのか人間のは分からない)。
「邪馬台国は畿内説と九州説のどちらか分からなかったが、タイムマシンの誕生で史実が明らかになった」というナレーションと実写映像が出てきました。
ただのび太は
「そんなこと、どうでもいいよ。寝たい」
といって昼寝してしまうのですが。
さて、
>Yさん
Yさん好みでしたか。
「しずかちゃん」ポジションもなかなか大変そうですよ。
「どこでもドア」で入浴中に覗かれるのは、もうお約束ですから、誰がドラえもんになっても、それはクリアして頂かないといけない案件となっております、はい。
ま、「そんぐらいならいくらでも見せて差し上げるわ、ホホホホ」というのなら、構いませんが。
>ほうじょうさん
ただ単におもいついちゃったから。
もう、思いついたらシャワーを浴びながら、ドラえもんになったらどうなんだろうってずーっと考えてました。
>東雲さん
「ポケットがなくて道具を持っていないドラえもん」は「ドラえもん」ではないでしょう、やっぱり。
それから、指は出てもドラえもんはあやとりできなかったはずです。
のび太くんが「もしもボックス」で、「あやとりできる人が一番偉い」みたいな内容の回で、あやとりが出来ないドラえもんが悔しくて元に戻していたような気がします。(アニメではなくマンガで読んだような)。
それと、聖徳太子、いてもいなくてもどうでもいいんですけどね。のび太くん正論。
ちなみに、「開かずのM」もめちゃくちゃツボでしたよ。^m^
私はてっきり「ふ~じこちゃ~ん」ばり、だと思っていました。
まあでも、蓼食う虫も好き好きっていう言葉も世の中にはありますからねえ。少ないかもしれませんけど。
例のM、相変わらずあのまんまです。